今日の日が明日も続くや長崎忌
『明日 一九四五年八月八日・長崎』(集英社文庫)という小説に感銘を受け、作句してみました。
同作は、長崎に原爆が投下される前日、1945年8月8日の市井の人々を描いた小説であり、作者は、映画『全身小説家』(原一男監督)や『あちらにいる鬼』(廣木隆一監督)で有名な井上光晴です。
翌日に長崎で何が起きるか知っているだけに、「逃げろ!」と叫びたくなるような、何とも言えない読後感がありました。
原子爆弾の悲劇を直截描くのではなく、その前日の日常を描くという表現方法がとても印象的でした。
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