帰らぬ日々

目を覚ませば一面花畑。


美しい湖に飛び込み大自然の中で肉を食べる。


僕と父の住まいは車。


好きな時に好きな場所で暮らした。


ある冬に父が病を得る。


「ごめんな」


粉雪舞う中父は死んだ。


僕は本当の両親の元へ。


「ずっと探してた」


ランドセルを背負い舗装路を歩く今もあの日々は宝物のように輝いている。

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