第4話

 北総市は千葉県の北西部に位置する、東京のベットタウンとして発展してきた郊外の街だ。私鉄の駅を中心に市街地が広がるほか、国道のバイパス沿いには大型のショッピングモールをはじめとした商業施設が立ち並んでいる。

 最近は住宅の開発も目覚ましいがが、田んぼや畑もまだまだ広がっており、すこし街の外に出ればのんびりとした土地が広がっていた。

 北総特異環境孔、通称『北総特環』は、そんな北総市にあった。

 巨大なトンネル型をした『第一孔』のほか、竪穴である『第二孔』、そして第一孔に比べると少し小さな『第三孔』、それらから数キロ離れたところに開いた『第四孔』から構成されている。

 それぞれの孔から地下に潜ると、関東平野一円に広がるとも言われる巨大な空間に繋がっている。これが特異環境の正体だ。

 内部には独自の生態系が広がっており、発見から千年以上が立つ現在に至っても、全容は解明されていない。

 現在は、確認されている特異環境の出入り口をふさぎ、あるいは管理することで、獣害の発生を抑止している。最も、万全とは言えないが。

 北総特環も普段は厳重に封鎖され、その周囲数百メートルにわたって特異環境保安庁の敷地として管理されている。環保の地方分局である関東特異環境保安局と北総特環を管理している北総特環保安事務所も、この北総特環に併設する形で設置されていた。

 その保安局庁舎の統括官室に、佐倉美波と北凛の姿はあった。

 二人の前には、この部屋の主でもある水留百合。百合は痛む頭を押さえるようにして、椅子に座っていた。

「あのね、北」

「はい……」

 凛は不貞腐れたような返事をする。

「貴女がやったのは命令違反なの。わかる?」

「わかります」

「これは貴女の命を危険にさらすだけじゃなくて、怪獣駆除そのものの成否をも危うくする可能性があったんだよ?」

「……申し訳ありませんでした」

 しおらしく頭を下げる凛に、百合は顔をしかめた。

「佐倉が抱えてくれなかったら、私砲撃命令そのまま出してたかもしれないからね? さすがに76ミリ砲の斉射をあの距離で受けたら、北も吹き飛んでたよ?」

「以後、気を付けます」

 そう俯く凛に、百合は大きなため息をついた。これ以上は無駄だと判断したのか、手を振る。

「はい、そうしてください。じゃ、帰っていいよ」

「あの、水留統括官」

 黙っていた美波が、おどおどと手を上げた。

「私が呼ばれたのは……?」

「ああ、佐倉には別に用があってね」

 百合はそう言うと、机の上に散乱していたファイルの一つを手に取った。

「渡良瀬獣害の資料を本庁に請求してたでしょ?」

 美波の体が一瞬固まる。百合はそんな美波をしり目に、分厚いファイルを差し出した。

「それ、届いたから渡そうと思って」

「あ、ありがとうございます。わざわざ、統括官直々に……」

「私はそんな偉い立場じゃないから、かしこまらなくていいよ。小さな組織だしさ、ウチ」

『元和2年渡良瀬獣害最終報告書』

 ファイルにはそう銘打たれていた。

 美波はそれをじっと見つめる。

「ま、二人にとって、その……、大事なことが書いてあるっていうのはわかるけどさ」

 百合は言葉を選びながらも、美波と凛、二人を見つめた。

「あんまり考えすぎるんじゃないよ。もう、昔の事なんだから」

「……わかりました」

「うす……」

「あと、二人とも仲良くね。幼馴染なんてそんなにいないんだから」

 二人はそれぞれ頭を下げて、統括官室を出て行く。



「百合、お茶入ったよ」

 市原笑が、お茶の入った紙コップを二つ持って、統括官室に入ってきた。

「美波ちゃんに資料、渡せた?」

「うん」

 百合は椅子にだらりともたれかかる。

「まったく、あの二人がああいう思いになるのはわかるけど、なかなかしんどいものがあるよねぇ」

「でも、ちゃんと部外秘の資料までそろえて渡してあげたんでしょ?」

 笑がお茶を百合に渡して、にこりと微笑む。

「のり弁の報告書なんか渡してごらんよ。北はキレるだろうし、佐倉は情報公開請求だのなんだので徹底的にやってきそうじゃん。面倒ごとの芽をつぶしただけだよ」

 そう言って、百合はお茶を一口すすった。

「あー、仕事した後のお茶美味い」

「今からこの間の件の報告書かなきゃじゃない。まだ終わってないわよ」

「はぁい」



「なんで」

 廊下に出ると、凛が口を開いた。

「なんで、美波があの時の資料を?」

 美波は黙ったまま答えない。

「おい、美波」

「答える義理はないでしょ」

 美波はそっけなく言った。

「貴女には関係ないじゃない」

「…………」

「モニカが死んだことも、あの時の獣害も」

 これ以上、凛は何も言わなかった。ずんずんと先を歩いてしまったため、美波から表情をうかがうことも出来なかった。

 機動駆除隊の事務室に向かうと、さっそく飛鳥と京子が出迎えた。今日は二人とも制服姿だ。飛鳥はジャケットの代わりに白衣を羽織っている。

 京子は胸まである髪の毛を二つ括りにしていた。飛鳥に比べるとかなり身長が低いので、一見すると親子のようだと美波は思ったが、黙っておく。

「お、怒られてきた?」

 飛鳥は楽しそうな調子で凛に尋ねた。凛は肩を落としたまま項垂れて答える。

「まあ、はい……」

「そりゃそーだ。さすがのわたしもこれには参ったね。部下が土壇場で急に発狂したかと思ったもん」

「主任、発狂とか気軽に言わないでください。それも部下に向かって」

 京子が苦言を呈する。そして凛の方を向いた。

「だけど、凛さんも反省してくださいね」

 京子はしかめっ面のまま、凛にもくぎを刺す。ただ、元来の柔和な表情もあってあまり怖くはない。それでも一生懸命に眉を吊り上げている。

「本当に危なかったんですよ?」

「すみません……」

 凛は再び小さく丸まる。

「わかってくれればよし、です」

 京子は軽く凛の頭を撫でた。それから、美波が持っているファイルの存在に気が付く。

「あれ、美波さん、それは?」

「あ、ああ。これは、ちょっと個人的にお願いしていたもので……」

 美波はファイルを隠すように後ろ手にやった。

「だ、大丈夫です。仕事には支障を来たしませんので」

「別にそのあたりは構いませんが……」

 京子は美波の様子に少し首を傾げた。

「ですが、二人ともあまり顔色が優れないようです。もし無理そうなら、午後からのお仕事はお休みしてくださいね」

「すみません。でも大丈夫です。お気遣いありがとうございます」

「は、はい! あたしも元気っす!」

 凛はそう元気よく声を上げてから、飛鳥に向かって尋ねた。

「ところで、午後から何する予定でしたっけ?」


「怪獣の死骸ってのは、まあ厄介でねえ」

 防護服にすっかり身を包んだ飛鳥が、ため息交じりに言う。

「基本は現地でばらばらにした後海洋投棄するんだけど、まあ解体は手間だしこの時期はすぐ腐るしで、市街地に出ようものなら駆除した瞬間から『早く何とかしろ』って苦情がぎゃんぎゃんでるわけよ」

 飛鳥たちの前には、昨日駆除したばかりのヤマトハリトカゲの死骸が鎮座していた。昨日駆除したままの姿だが、すでに腐敗が進んでいて、あたりには嫌なにおいが立ち込めている。

 巨大なエサの気配を感じたのか、すでにカラスが何十羽も飛び回り、ハエもたかっていた。

 周囲を重機が何台も囲っていて、忙しそうに骨や肉を断ち切っては、ダンプカーに乗せていた。

「しかしまあ、怪獣の死骸って言うのは研究材料の宝庫でもあるからね。わたしとしては出来るだけ残してほしいんだけど」

「この距離でこの匂いです。これ以上放置したら大変なことになりますよ」

 京子が顔をしかめた。

「そうですね。第一孔も開いたままですし、新しい怪獣が出現する可能性があります」

「早く塞がなきゃいけないしな」

 美波と凛もそれぞれ言う。

 それを聞いて、飛鳥は悲しそうに首を横に振った。

「君たちは研究者のロマンってもんがないねぇ。まあいいや。今からわたしたちがするのは、そのロマンを追い求めることなんだから」

 特異環境保安庁には、調査部や獣害対策部、装備技術部といった部署が存在している。

 主に怪獣駆除を担当するのは獣害対策部だが、近年発生したいくつかの大規模獣害の結果、特異環境や怪獣の調査、研究を行う調査部も怪獣駆除活動に参画することになった。

 その結果発足したのが、美波たちが所属している機動駆除隊だ。調査部と対策部の人員で構成され、怪獣に対する深い見識と洞察、そして怪獣駆除の高い実力を持ったプロフェッショナル集団である。

 駆除隊はこのほかにも駆除砲を用いて駆除を行う火力駆除隊と、薬品など、特別な器具や薬剤を用いた駆除を専門とする化学駆除隊の二つがある。それらを現場で一元的に指揮するのが、統括官と呼ばれる役職だ。

 飛鳥は調査部調査室の主任で、京子も調査室の人間だ。一方の美波と凛は対策部対策室の出身である。

「ま、機動駆除隊って言うぐらいだからね、機動的に色々対処させて頂きたい、というわけで、さっそく解剖をしたいんだよ」

「今から解剖、ですか?」

 美波が眉をひそめた。

「解剖って言っても、もう解体始まってますよ?」

「やめてくれって言ったんだけどね。我らが東山首席官殿はご近所の方々の苦情に屈してしまわれたそうで」

「ここの敷地の外はすぐ住宅街ですからね? 当然ですよ」

 京子が言う。

 ちなみに東山は百合の上司であり、北総特環の最高責任者を務める幹部の名だ。昨日は留守だったが、怪獣出現の報を聞き今朝帰ってきたところだった。

「それでもするんっすか、解剖」

「当然だよ。繁殖期のヤマトハリトカゲ。逃さない手はないだろう?」

 まだ特環孔が開いている故、行動には武器を持った対策室員が必要な決まりになっている。そのため、美波と凛が呼ばれたのだ。

 面倒なことに巻き込まれたな、と少し思うが、美波は大人しく付き従う。

 昨日出現したヤマトハリトカゲは、赤と黄のまだら模様だった。これは繁殖期である事を示す色だということが分かっている。

「通常期のハリトカゲはもっと地味な色なんだよ。茶色とか、深緑とか。生息地の食性にもよるけどね」

 飛鳥は大きなナイフでハリトカゲの皮膚を切り取ると、さっそく観察を始めた。

「うん。綺麗な色だね。佐倉君、ケースを持って来てくれ」

「は、はい」

 美波の差し出したケースにサンプルの皮膚を入れると、さっそく京子に命じた。

「京子君、このへん、思いきり切っちゃってくれ」

「……わかりました」

 京子はチェーンソーのエンジンに火を入れた。

 場所はしっぽの付け根の腹側の部分。飛鳥が手を回したのか、そこは解体が行われておらず、砲撃による損壊も少なかった。

「さあ、見てみようじゃないか。繁殖期のヤマトハリトカゲの生殖器を」

 分厚い筋肉をかき分け、慎重に解剖を行っていく。時節血が噴き出るが、飛鳥と京子は気にした様子もなく切り進めていく。

「あたし、しばらく肉食えない……」

 凛が頭を押さえる。

「貧弱ねえ……」

 美波は口でこそ強気だが、顔は青白い。そんな彼女に、京子が声をかける。

「臭いも強いし、あんまり無理しなくてもいいですよ? 本来なら調査室の任務ですから」

「いえ、頑張ります! 京子さん、何かお手伝いできることはありますか?」

 美波は声を上げ、凛も負けじと手を上げる。

「こんなのへっちゃらです! あたしも何かやります!」

「そう? じゃあ……」

 こうして、解剖作業は進んでいった。

「んー」

 しばらく肉の塊をかき分け、出てくる臓器を観察していた飛鳥は、眉根を寄せて腕を組んだ。

「主任、どうかしましたか?」

「京子君、私はね、こいつはオスだと思ってたんだ」

 飛鳥は死骸を見上げる。

「この時期のヤマトハリトカゲのオスは、メスを巡って争う。争いに負けたトカゲが、追われるようにして地上にやってくる。そういう、獣害発生のメカニズムとしてはよくあるパターンだと思ってたんだけど」

「でも主任、この子は……」

「メスだね。しかも、産卵したばっかりの」

 深刻そうに顔を見合わせる飛鳥と京子に、凛が尋ねる。

「メスだと何かまずいんですか?」

「そうだねぇ。推定だけど、こいつは特環のかなり浅い場所で産卵したみたいなんだよ」

 飛鳥の言葉を京子が継ぐ。

「ヤマトハリトカゲは、一度に二百から三百の卵を産むんです。それが地上に近い場所でふ化すれば、獣害が発生する確率が高まります」

「ヤマトハリトカゲの幼体は2~3メートルあるからね。それも食欲旺盛で俊敏だ。こんなもん地上に出てこられたら、駆除はかなりの手間だよ。下手したら『大獣害』だ」


『特異環境保安庁は、特環孔の閉鎖工事が終了したと発表し、北総市に発令していた獣害注意情報を解除しました』

 アナウンサーの声を聞くと、美波はテレビを消した。そしてトレーニングでもしようと、部屋から外に出る。

「あ」

 そこにちょうど凛と鉢合わせてしまった。

「貴女、ちょっとどこ行くつもり!」

「ど、どこだっていいだろ!」

 凛はよそ行きの服を着ていた。

 ヤマトハリトカゲの来襲から1週間がたった。

 死骸は完全に解体され、今は入り口をコンクリートでふさぐ工事も完了。獣害は完全に収束したものとして、世間からは受け止められた。

 特環孔が開いている間発令され続けていた獣害注意情報も解除され、警戒監視に当たっていた環保もようやく通常体制に移行することになった。

「いやぁ長かった。ってなわけで行ってくるわ」

 凛はほっとしたように肩を落とした。美波がそれを窘める。

「最後まで気を抜いちゃダメよ。穴がふさがったとはいえ、卵はまだ見つかってないんだし」

「いいじゃんいいじゃん、別に。ここまで何にもないならもう大丈夫でしょ。非番の日ぐらい好きにさせてよ」

「非番でも非常呼集があるかもしれないでしょ。とにかく今日は寮にいること!」

 ここは北総特環事務所に併設された職員寮。私服で外出の準備を整えた凛と、ジャージ姿の美波が廊下で言い争っていた。

「寮内待機が指示されてるわけでもないじゃん。別にいいだろ」

「私は心構えの話をしてるのよ」

 美波は腕を組んで言う。

「だいたい、そんな格好してどこまで行くのよ? この辺なんてイオンしかないじゃない」

「いいだろイオンにこんな格好していっても!」

 凛は白のフレンチスリーブに茶色のイージーパンツ、つばの広い、白色の帽子を被って、小さなバックを手にしていた。

「スタバの新作が出てるんだよ。シトラスの奴。やっと飲みに行けるんだから行かせろよ!」

「後にしなさいそんなの!」

「そんなのとはなんだそんなのとは!」

「どうしたの?」

 そんな二人に声をかけたのは、笑だった。

「笑さん!」

「凛の奴が外出しようとしていて。この非常時に……」

「美波が止めてくるんっすよ。別に待機指示が出てるわけでもないのに」

 二人が口々に言うと、笑は少し困ったように笑った。

「うーん。それは難しいわねぇ」

 それから言う。

「でも久しぶりの休暇なんでしょう? 二人とも、ゆっくり体を休めてリフレッシュするのも大切よ」

 その言葉に、凛は勝ち誇った顔で美波を見る。

「でも美波ちゃんの言うこともわかるわ。特に今は、何が起こるかわからないものね」

 今度は美波が得意げに凛を見た。

「だから、二人で出かけたらいいんじゃない?」

 この言葉に、二人は一瞬顔を見合わせてから。

「はぁ?」

「えぇ?」

 同じように顔をしかめたのだった。


「なんだってこんなことに……」

「市原主任官の案よ。仕方ないじゃない。こっちの方が何かあった時に連絡取りやすいって言われたでしょ」

 凛と美波は、お互い不服な顔でスターバックスコーヒーの期間限定商品を啜っていた。

 ここは北総市街地の郊外にあるイオンモール。夏休み中で、獣害注意情報が解除されたからか、多くの家族連れの姿でにぎわっていた。

 凛の恰好は寮と変わらず、美波は着替えて、ジーンズと白シャツ、その上に黒いレザーの上着を羽織っていた。大きなサングラスもかけており、一応お出かけモードだ。

「お前こそなんだよその恰好」

「いいでしょ。夏だし、眩しいのよ。運転手に向かって何よその言いぐさは」

 寮からここまでは車で10分ほど。美波の車でやってきた。

「それにしても、これ美味しくないか? シトラスミントティー」

「まあ、それは確かに」

 美波は輪切りのレモンが乗ったカップを眺める。

「写真映えもするし、やっぱり来てよかったな」

 凛はカップを掲げると、自分の顔と一緒に写真を撮る。

「それ、またSNSに上げるの?」

「おう」

「一人で写真撮って何が楽しいのやら……」

「嫌だねぇ美波は。感覚がおばさんなんだよ。アタシみたいに若者の感性を持たないとだな」

「……二人で来てるのに」

「…………」

「…………」

 美波がいじけたように言ったので、妙な空気が流れる。

「ば、バカ! 変なこと言うなよな!」

「あ、あんたこそ変なコト言わせないでよね!」

「はぁ!? これに関しては完全に美波のせいだろ!」

「う、うるさいうるさい!」

「ああもうわかったって!」

 凛はそう言うと、美波の隣に座って肩を寄せた。

「せめて笑えよ。映えない顔したら載せないからな」

「わ、わかったわよ。……いや載せなくていいから」

 ごちゃごちゃ言いながらも、二人は顔を寄せ合って、シトラスミントティーのカップを掲げた。

 パシャリ、とシャッターが切られる。2人ともぎこちない笑みを浮かべていた。

「ま、これも記念か」

 凛が独り言ちる。

「……きっと、モニカも喜ぶわよ」

「…………」

 美波の一言に、凛は表情を硬くした。

「あの子、私たちが喧嘩したらいっつも飛んで来てたから」

 美波も遠い場所を見るようだった。

「モニカは……」

 凛は何か言いたげに視線をさ迷わせる。

 やがて絞り出すように口を開いた。

「……そういうの、やめろよ。あいつはもう、死んでるんだから」

 その瞬間、非常ベルが鳴った。

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