爆発物処理

 俺は爆発物処理班の一員だ。今日の仕事はデパートに仕掛けられた時限爆弾を見つけ出し、解体する任務だ。


 捜査を始めて数分後、俺はトイレに時限爆弾が仕掛けられているのを発見した。しかし、ディスプレイに表示されている爆発までの残り時間はなんとあと3分しかなかった。


 まさに絶体絶命。俺は焦ったが、こういう時こそ心を落ち着かせないとうまくいかない。


 俺は瞑想を始めた。これは焦っている時にやる俺のルーティン。座って3分間目を閉じていると、すっかり焦りが消えているのだ。よし、3分経ったぞ。そろそろ解体に取り掛かるか。目を開けたと同時に俺の視界は光に包まれる。


 こうしてデパートは爆弾によって跡形もなく消し飛び、俺は殉職した。

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