サバイバル

 休みの日、俺は登山に行くことにした。別に登山が趣味というわけではないけど、この間テレビを見てたら登山に関する特集をやっていたので行ってみようかと思ったのだ。


 俺は山の麓に着くと、何の装備もなしに山に登り始めた。そして案の定道に迷い、遭難してしまった。やはりテレビを見て興味を持っただけの素人の登山は無理があったようだ。


 携帯電話も繋がらないし、周りに人はいないようだ。とりあえず落ち着いて、今できることをやろう。


 まずは落ち着ける場所を探しておこう。夜になってからでは遅い。しばらく山を歩くと、洞窟があり、そこなら雨風ぐらいはしのげるようだ。まず活動拠点が決まった。


 次に水と食糧だ。とにかく探してみよう。しかし、水も食糧もなかなか見つからない。このままでは餓死してしまうのではないか、という不安が頭をよぎり、俺はさらに必死に散策を続けた。


 活動拠点から1時間ほど歩いたとき、俺は急に開けた場所に出た。


「あ、あれは!」


 なんとそこで俺はコンビニがあるのを発見した。助かった。俺は一安心してコンビニの中に入る。


 そして大量の食糧と飲み物を買い、コンビニを後にした。


「よし、これだけあればしばらく持つだろう。早く拠点に戻ろう」


 俺は悠々と活動拠点へと歩き始めた。俺のサバイバル生活はまだ始まったばかりだ。

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