アルティメットホムンクルス・カゲ
僕の名前はカゲ。
主様の影武者をしているアルティメットホムンクルスだ。
元は普通のホムンクルスだったが、人格統合システムを利用してアルティメットホムンクルスへと昇格させて貰えた。
そんな僕の役割は主様の影武者であり、主様が諸事情で家にいられない時は僕が代わりに主様を演じていた。
といっても、主様から主様にそっくりに作られているから演じる必要もない程度には似ているんだけどファーーーって、おっと主様の癖が出てしまったな。
そんな僕は眷属の中でも最も主様に似た容姿をしている。
容姿は似ているというか双子、クローン人間、同一存在といっていいレベルで似ている。
正直魂で主様を見分けられるアルティメットホムンクルスや主様の一部眷属以外僕と主様を見分けるのは不可能に近いと思う。
それくらい僕は主様に似ている。
そんな僕は最近ではもっぱらダーネスで活動している。
何故なら主様が影武者を必要としなくなったからだ。
僕が創造された当時は主様が自由に動き回る為に影武者である僕は必須だったし、主様からもよく頼られていた。
ただ、学園に通い、そもそも影武者を立てる必要のなくなった今、僕の存在価値というのは本当になくなってきている。
僕の得意属性は影魔法。
名前の通り影を操る魔法であり、どちらかという地味だ。
一応諜報に使えなくはないが、諜報では分身魔法を持ち、ありとあらゆる場所に忍び込んでいるハンゾウがいるし、戦闘面では僕の上位互換どころかアルティメットホムンクルスの中でも最強のバーサーカーや、ダーネスの実質の支配者であるダナーの方が強いから正直そこまで役には立てない。
縁の下の力持ち的なポジティブにいるわけでもないし、主様からの命令がない時はひたすらアンクルやダナーやアテナから頼まれた仕事をこなしている。
そうしている最近思ってくるのだ。
僕って本当に必要なのかなって。むしろ主様の大切なアルティメットホムンクルス11枠の内1枠を占領してしまっている僕は邪魔なんじゃないかなって。
影が根本的に薄いから皆に気が付いて貰っているのか覚えて貰っているかも不安だし。主様から必要とされてるか不安だし。そもそも僕って存在価値があるのかな?やっぱり要らない子?要らないホムンクルスだよな・・・。
憂鬱だな。
本当に憂鬱だな。
憂鬱に思っている日々の中、アンクルから会議に招集されて、そこまで主様が退屈していることを知る。
主様が退屈しているのは由々しき問題だと他の皆が口論する中、僕だけが本当にそうなのかなと思ってしまった。
確かに主様は退屈しているのは本当だと思う。でも、主様が退屈してるってことは世界が平和ってことだし、主様からお話して貰った前世の世界での話から察するに主様は平和と退屈を好いておられる方だと思う。
退屈を表面上は嫌っていても、どこかで折り合いをつけて新しい遊びを見つけて、特に気にしない。それが主様だと思っていた。
正直、主様は退屈と変化だと変化の方を嫌っていると思う。
自分の身の回りが変化を起こす。自分の知らない物事が起きてしまう。表面上は喜んでも変化はきっと主様の心労に負担をかけることになると思う。
だから、このまま何もせずに主様が楽しく暮れせるように陰ながらサポートする。
これが最適解なんじゃないかなって僕は思った。
でも、今の僕にはそんなことを言えない。ダナーも盛り上がってるし、バーサーカーも盛り上がってるし。アンクルは何か心労が増える未来が見えるし。
ハンゾウは勝手に暗躍してるし、他のアルティメットホムンクルス達も各々好き勝手にやり始めている。
主様の退屈を紛らわすという大義名分のもとに。
・・・・・・・・・
やっぱりこれって本当に大丈夫なのかな?
僕は心配だよ。だから何かするっていっても無視されたら怖いししないけど。
ハア、本当に憂鬱だ。
―――――――――――――
皆から8割くらい忘れられていた主人公の影武者であるカゲ。
作者も時々こんがらがってしまうけど、ハンゾウとカゲは別者です。
因みに主人公の元々存在しているグレンの一番の理解者が誰かとなればカゲです。
魂的に半分以上はリーマン時代の日本を生きた主人公が占めてますが、生来のグレンもしっかりと存在しており、
以上終わり
―――――――――――――
後、ついでに身勝手な報告。
新作として誰も知らない世界の英雄っていう作品を書き始めて投稿し始めました。
私は愚か者ですが。作品に罪はないので読んでください。多分面白いと思ってくれると思います。知らんけど。
え?作品に罪はないけど、この事態を引き起こした作者であるお前には罪しかない?
とっとと更新しろ?
それは・・・まあ。はい。ごめんなさい。
本当にごめんなさい。
ああ。バイト辞めたい。年金と自動車学校代が財布に重くのしかかる。辛い。ハア。憂鬱だ。本当に憂鬱だ。
小説だけで年金と自動車学校代とお小遣いを賄えるようにしたい。年金2年前納にしたら40万飛んだ。なのに4月分から支払いスタートやからって、また別途請求が来た。月払いさせられた。きつすぎワロタ。
自動車学校最初30万払ったのに、マジで何も教えてくれんのに下手やったから、センスなかったから補修貰って、5500円請求された。
じゃあ、教えろって。教えてくれずにいきなり車乗せられて走れって言われても、無理やって。ほんでもう一回補修貰って5500円請求。
引くほど嫌味言われて笑った。お金もメンタルも死ぬって。きついって。俺に車を乗るセンスがないのは分かった。才能がないのは分かった。でも安心パックとか聞いたら存在しなくて、向こうさん割と適当にやって、曲がるのなんてヒューとやってひょい、ヒューひょい?分かんね~?センスねえぇ。はいじゃあ補修って5500円請求はエグイって。マジで言ってることそのレベルやん。それ許されるのごじょじょうだけやって。(一人でYouTube見ながら勉強中)。因みに引くほど生徒受けれてるから予約が2週間に1、2回しか取れない。感覚忘れるって。色んな意味でレベルが高すぎる。
とにもかくにもお金が欲しい。
その為に小説書けって?はい。頑張ります。
という訳でどうか皆様、愚か者であるダーネスソルトを生暖かい目でご覧ください。
以上 終わり
終わりって言ったけど、誰も知らない世界の英雄良かったら読んでくさい。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます