俺氏、魔道(房中術)を体験する(意味深) 後編
「ベロア先生、ふ、服を着てくださいよ。ベロア先生はとっても魅力的な女性なんですから。そ、それにそういうのは、そのえっと・・・」
モブイが慌てふためきたながら純情ショタハーレム主人公みたいな反応をしだす。
体は凄いのに性の教育止まってね?
「フフフ、そう言ってくれると嬉しいわ。でも、私はモブイ君ならそういうことをしてもいいと思ってるわ」
モブイの胸をまさぐりながら体を近づけてそのまま密着するベロア先生。
何だこれエチエチが過ぎるだろ。
「べ、ベロア先生、そのとっても嬉しいですけど。あの、まだ、その、僕えっと。あ」
バタン。
モブイが鼻血を吹いて気絶した。漫画かよ。
おそらく童貞&純情で女性経験のないモブイには刺激が強すぎたか。
無理もない。
南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏、モブイ、お前の犠牲は忘れない。
さて、これからどうしよう。
モブイが気絶した今、ベロア先生は俺のことを性的に完璧にロックオンしている。
俺だって馬鹿じゃない。
ベロア先生が房中術を俺とする気満々ってのは理解出来るし、そもそも論としてベロア先生はサキュバスクイーンだったてのも思い出した。
うん、【悲報?】俺氏担任の先生に性的に食われそうって奴か?
元の世界であれば普通に事件だけど。
魔王殺しの英雄学園じゃあ割と日常的なことだし、セーフか。
原作でも主人公は先生とファーーーしまくってるしな。
それに、今俺のファーーーがファーーーしてるしな。
頭の中がこの凄くエチエチモンスターなベロア先生とファーーーしたいでいっぱいだわ。
「グレン君。どうやら今からナニをするのか理解出来るようね。フフフ先生嬉しいわ。さあ、ベットに行きましょうか」
ベロア先生が俺に手を出し述べてくれる。
この手を取れば、確実に俺はファーーーするだろう。
でも、本当にそれでいいのか、ここでファーーーしていいのか。
クロ含め色んな魅力的な女性が俺とファーーーしても良いとなってる中、必死に性欲衰退薬を常用してまで耐えて来たのに、本当にいいのかって。
あれ?そういえば俺、何で性欲衰退薬飲んでまでファーーーするのを耐えてたんだ。
・・・・・・・・・
思い出した。
精神年齢でいえば、56歳になる俺が15歳の少女や10代後半、20代前半の女性達とファーーーをするというのがプライド的に許さなかったからだ。
・・・・・・・・・
ベロア先生ってサキュバスクイーンだよな。
サキュバスって種族、長寿だったな。
「ファーーー、ベロア先生って今何歳ですが。本当の年齢を教えてください。これは俺にとって凄く大切なことなんです」
「女性に年齢を聞くなんて駄目よ。フフフ、私は永遠の20歳よ」
「ファーーー、いや、そのまあ。確かに女性に年齢を聞くのは俺が悪かったです。ごめんなさい」
「フフフ、私の本当の年齢を聞いても驚かない?」
「ファーーー、それはもちろん」
「じゃあ、グレン君にだけ特別に教えてあげる。私は今64歳よ」
64歳、精神年齢でいえば8つ俺よりも年上。
・・・・・・・・・
これはアリやな。
元々、年上のお姉さんとかも凄く好きだったし。
サキュバスクイーンだし、人間との間に妊娠は絶対にしない。
年齢的にも問題は一切なし。
ダーネスに所属しており、ベロア先生が気が付いてるか分からないが俺の部下であり身元もしっかりとしている。
凄くエロくて妖艶で、好みのタイプだ。
互いに同意している。
何も、何一つも問題なくね?
俺はベロア先生の誘惑の手を取った。
そのままキングサイズのベットに引きずり込まれる。
そして、俺は床で気絶してしまっているモブイを完全に忘れて、ファーーーしてしまうのだった。
―――――――――――――――
自分で書いてて、声に出して「これは酷い」と腹抱えて笑ってしまった。
主人公、童貞卒業おめでとうと思った方は星やいいねを付けてくれると嬉しい限りです。
まあ、はい。
なんか。ごめんなさい。
直接的な表現を抑えるためにファーーーを多用した結果、ファーーーがファーーーしてファーーーがファーーーしたわ。
俺は・・・悪いね。
ごめんなさいファーーー。
それと現在モブイは童貞なんですが、どうします?
主人公とファーーー兄弟にさせますか?
このままモブイ君は純情キャラとして文字通り一皮むけた主人公や、皮むきまくって炎症起こしてそうな主人公もどきに足りていない、ピュアなリアクションをしてくれる貴重なキャラとして登場させますか。
どうしましょうか。
因みに今の所は無難に後者にしようとしてます。
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