俺氏、錬金魔法を極める


 俺が転生してから5年の月日が経ち、5歳になった。

 それと同時に錬金魔法のLVをMAXである10まで上昇させることに成功した。


 魔王殺しの英雄学園において全てのスキルはLV10まで上昇させることが出来、LV10まで上げたら、下位スキルの場合は上位スキルに進化し、上位スキルは特定の条件を満たすことで最上位スキルへと進化が出来る。

 ただし、得意属性の場合は扱いが違い、最初から最上位スキルという扱いとなり、得意属性をLV10まで上げたら、○○を極めし者という称号を獲得出来、それ相応のボーナスを獲得できる。


 で、俺は今日、得意属性である錬金魔法を極めて、錬金魔法を極めし者という称号を獲得した訳だ。


 この称号が非常に強力だ。

 そんな訳で、効果は以下の通りだ。


 錬金魔法を極めし者

 得意属性である錬金魔法をLV10まで上げた者に与えられる称号。

 効果

 錬金術成功率100%固定

 錬金術大成功率50%上昇

 錬金術超成功率10%上昇

 錬金術極成功率1%上昇

 錬金時必要素材50%減少

 錬金時品質向上・極

 全錬金使用可能

 錬金時デメリット無効化

 錬金時必要MP90%減少

 MP上昇+10000

 

 めちゃくちゃな事が書いてあるけど、実際にめちゃくちゃな効果だ。でもそれだけの苦労があるのだ。

 まず大前提として、得意属性をLV10まで上げるのは非常に大変であり、通常プレイで魔王を倒した時点の得意属性の平均LVは7とかだ。

 ようは、得意属性のLV上げってのはエンドコンテンツと一種なんだ。

 得意属性のLVをあげればステータスが増加するし、使える魔法も増える。ただ、5を超えた辺りからの必要経験値が馬鹿程増えるし、無理に上げなくてもステータスは普通にレベリングすれば勝手に上がるし、魔法も本を読むなり教えて貰うなりで覚えられる。

 別に無理して得意属性のLVってのはあげる必要がないのだ。


 それはもちろん、得意属性であるってだけでボーナスとしてMP消費減少だったり、威力大幅上昇だったりの効果がつくから得意属性は大切だよ、でも、無理してLVをあげる必要があるかと問われれば、・・・・・・まあ、ないよねってのが得意属性だ。


 とどのつまりどういうことかというと、俺は頑張った凄い頑張った。

 マジで錬金魔法をLV10まで上げるの大変だった。

 何だかんだてほぼ5年間毎日欠かさず1日大まかだが最低でも10時間以上、錬金魔法の為に努力をしてたからな。

 

 以上

 終わり。


 まあ、錬金魔法のLVをMaxまで上げれた訳だし、ここから俺の無双を始めるとしますか。

 何、計画はこの5年間の間でしっかりと考えてある。

 大丈夫だ。この通りにやれば俺は世界最強になれる。

 さあ、やっていきますか。



―――――――――――


 補足説明

 得意属性は5歳になったら得意属性鑑定を神殿で行われて発覚します。

 ここら辺はまた追い追い。

 因みに生まれた時から得意属性は持ってますが、危険性の観点から5歳になるまでは鑑定をしないという設定です。

 え?5歳って若くね。いや、まあ、平民の場合は10歳以降ですが、貴族の場合は英才教育をするので早め早めにって感じです。

 ここら辺もまた追い追いやります。多分。知らんけど。

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