第2話

好きでヤ○ザやってる訳じゃないし

親が組長やってて、やってるだけだし、ぐすん

刺青絶対いれないし、要するに反抗期だ。

普通の女子高生になるんだって決めてるもんぐすん。

親は猛反対してたけど押しきって、この学校に来た。

私に怯えないで欲しいから、本名は隠す。

(担任にバラサレタけど)

でも、もし私の本当の姿を認めてくれる

いや・・・・・ヤ○ザを恐れない人と出会えるなら良いのに。


――――――――

放課後一人、人目がつかない所で、棒状細いチョコ菓子、一本加えてタバコを吸ってるよ遊びを行う。


パリパリ

ふぅーと吐かずにそのまま、くわえている

菓子を噛み砕く。そこは遊びと言う事で。


「それ、パッキーじゃん、一口くださいなっ」

現れる転校生。

スッと箱を片手で渡すと、

彼女は一本取り出し、パリパリと食べ初めた時と予想もできないスピードで

強い蹴りが頭に向かって来る。

サッ

咄嗟の思考の伝達で、避ける事に成功。

「おおー!」

「・・・・はぁ?」

回避した時の間、お互い実力を理解し

笑い、もう一人は眉を潜める。


距離をとり見下すように睨み付ける、

「何のつもりだ?」


「あの時感じた殺気の真意を確かめたくてさ。嬉しい本物だ!ねえ、どこの組?」


「同じ組だろ忘れたのか?、あと私はただの女子高生だよ」


「そっかー(そういうことじゃない)、次期組長の技避けれる事態、じゃあねぇよ(笑)それで?名前は?」


「キャリス・瓜虎うりとら

嬉しそうに目を細めて

「よろしく、キャリス」


逆に私は関わりたくないという思いで


「ああ、よろしく死山死死」

と低く呟いた。


今後どんな感じで死山が関わってくるのか?

果たして仲良く出来るのか?

女子力を犠牲に得た戦闘力は

どう活躍してくれるのか?


続く。


「私を見て怯えない人が好き、だからその殺気には安心したのよーごめんねー」


「はぁーいらん絆が生まれた気がして吐きそう。」

(試されたって訳か)


今度こそ続く!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る