女子力ない女子高生の日常

bbキャンセル君

第1話

「席につけー!今日は転校生を紹介するぞ!入ってこい」

ガラッ

「ミリヤマ・ルルです!ヤクザだけどあんま気にしないで!」

キラッとキメポーズを決める女。

ヤクザと言うわりには刺青もない綺麗な肌だ。

死山死死しやま ししと後ろの黒板に明らかに本名であろう名前が先生の手によって書かれる。


聞いたことがある死山組は、結構可愛くない事やってる大きな組だと、知ってる人には分かるだろう。

後ろを見た彼女は

わなわなと震え

「てめぇ・・・あれだけここに来る間にミーティングしたのによぉ!?簡単に裏切りやがって、あーわかった表でよう!」


(もう帰って家で酒飲みてぇな)


担任の先生も戦闘派だから

エリ捕まれてガクガクさせられても

動じない男、さすがです。


一度私は先生に負けたこともあるからなー。

強いよなーやっぱ


とりあえず、この茶番が速く終わってほしいが為に

殺気でも出しとくか。


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