第3話祝福ってチートだよね
『格上の
称号:
『LV UP 3→8』
『スキル:抜刀術、スキル:刀術を獲得しました』
『武技:武天流『重桜斬』を習得。
武技:武天流『一文字』を習得。』
『スキル:悪意吸収によりLVが増加します。
LV UP 8→17』
『スキル:悪意吸収によりステータス増加』
『一定数のゴブリンが消失しました。
称号:
お?レベルアップしたか。ホブゴブリンの悪意を吸収したら部屋に戻って確認しようかな。
♡吸収中♡
♢移動中♢
部屋に戻ってきたことだしステータの確認をするか。レベルも結構上がったしステータスもだいぶ上がってるだろ。
ステータス
LV:17
体力:20/230
魔力:10/190
力:352+(300)
俊敏:321+(300)
魔法攻撃力:193+(300)
物理防御力:183+(300)
魔法防御力:84+(300)
称号:格上殺し(NEW)
スキル
格闘術・棍棒術・抜刀術(NEW)・刀術(NEW)・悪意吸収(NEW)・雷付与(NEW)
異能
固有迷宮『名無し』
祝福
■■神■■■の祝福
■■の悪魔■■■■■の祝福
加護
武技:武天流『重桜斬』『一文字』
なるほど、ステータスの数値が結構上がってるな。
それに+(300)は追加ステータスなんだろうな。
今更だけど祝福ってチートなんだな。
体力も魔力もほとんどないし寝て明日に備えるか。
♧休息中♧
寝て体力も魔力も完全回復したし、ダンジョンに潜りますか!そんなことを思いながらダンジョンゲートを潜る。俺は今ゴブリンを見つけるために走っている。ステータスも上がったことでゴブリンは一瞬で切れていく。ゴブリンを倒した後に悪意が解放されて悪意吸収が可能になるが、常時やっていると思考回路が焼き切れて廃人になってしまう。
だから俺は考えた。考えた末に思いついたのが、悪意吸収を一瞬だけ展開するということだ。
そんなことを考えながら走りながらゴブリンを切り殺していく。
ダンジョンを出発してから一時間ぐらい走っているのだが、一向に疲れる様子がない。
これはステータスが上がったからか?
だとしたらやばいなステータス。
そんなこと思っているとゴブリン十匹と
「武天流:雷速抜刀十一閃」
速攻で雷速抜刀を使いゴブリンを切りに行く。
ゴブリンは簡単に切れたのだが、邪妖精戦士はそうはいかないみたいだ。邪妖精戦士を切る時に斬撃を弾かれた。凄まじい反射神経だな。
邪妖精戦士は自らが持っている斧を振るってきた。
「ステータスも邪妖精よりかは高いみたいだけどさ、まだまだ甘いよ!」
俺は邪妖精戦士の攻撃を受け流して首に刺突をした。邪妖精戦士は斧とホブゴブリンと同じくらいの魔石を残して消滅した。
『称号:首狙いを獲得しました。
スキル:身体強化(雷)を獲得しました。
武技:武天流『雷速抜刀十一閃』を習得しました。
スキル:首武を獲得しました。』
よしよし、新しいスキルも獲得したし、先に進みますかね。しかし、邪妖精戦士がいたということは他の上位ゴブリン達もいると仮定した方がよさそうだな。ッ!マジかよ、
これはまず邪妖精魔道士から倒さなくては話にならないだろうな。狙いは決めた、邪妖精魔道士から狙う!俺が邪妖精魔道士に向かって走っていると、邪妖精防守の方向に体を向いてしまった。
は!?なんで俺は邪妖精防守の方向に向いてるんだ!?まさか挑発か!?
「そうだったよな!持ってたよなお前!
だったら無理矢理にでも行ってやるさ!」
そう言って俺は邪妖精防守に刀を振おうとするが、邪妖精戦士に真正面から、邪妖精暗殺者に後ろから邪魔をされる。あ"ー押されてるな。
一対一ならともかく、4対1は辛いな。
俺の相手をしていた奴らは少し後ろに下がっていった。ん?なんであいつら離れてッ!
油断していたのだ、あいつら3対を相手にしていて、邪妖精魔導士の事を忘れていたのだ。
だから魔法に当たってしまった。
あ"ーあ"、くそ痛いな。
凄まじい熱量と衝撃だなぁこれ。
ステータス上がってなかったら死んでたぞこれ。
落ち着け、俺。冷静を欠くからこんなことになるんだ。俺は俺自身のものなんだろう?
だったらこんな奴らに乱されるな!
俺は何のためにダンジョンに潜っている?
それは強くなりたいからだろ。
逆境こそが真の強者への道。
このぐらいの困難など乗り越えて最強へと至ってやる!
あの邪妖精戦で神崎悠は新たなステージへと進む一歩手前の段階へ到達していた。
そして今回は己の油断で傷を負ってしまった。
その結果が『もう油断はしない』『絶対に勝ってみせる』このような意志を生み出した。
この意思は神崎悠を新たなステージへと至らせるには充分であった。
しかし神崎悠には神と悪魔の祝福があった。
神と悪魔はそれぞれの道を用意していた。
神と悪魔は賭けをしていた。
神崎悠がどちらを選ぶのかを。
結果はどちらも選ばなかった。
気づいてなかったということではない。
気づいて選ばなかったのだ。
これはある種のメッセージだ。
『俺の道は俺で決めるから、必要以上の助けはするな』といった馬鹿みたいなメッセージだ。
しかし神と悪魔は更に気に入った。
ここまで面白い人間は中々いないからだろう。
そして話を戻すと、神崎悠は神と悪魔の道を選ばなかった。そして不思議なことにこれは偉業を達成したことになっている。いや、よく考えれば不思議でもなんでもない。最高位の神と悪魔の祝福を受けた上で用意された道を両方とも断ったのだ。
これは偉業以外なんだというのだろうか。
そして神崎悠は更なる偉業を達成した。
覚醒したのだ。本来ならばあり得ぬこと。
覚醒するのに条件は二つ。
自分のやりたいことを貫き通す心。
自分の性質が真反対になること。
幼き頃から強くなりたいという思いを持ち、真反対に位置する神と悪魔の祝福をもらった奇跡の体現者たる神崎悠だからできた偉業。
そして到達者達はこういう。
心からの覚醒『心覚』と。
『個体名:神崎悠は心覚に到達しました。
偉業を確認しました。
ステータス値増加、スキルの効果増大。
心覚に到達したことで本質の取得を試みます。
本質『最適化』を獲得しました。
スキル:精神集中を獲得しました。
スキル:精神集中がスキル:瞑想に進化しました。
■■神の■■■の祝福の一つ、雷魔法が開放されました。■■の悪魔■■■■■の祝福の一つ、悪意感知が解放されました。
神崎悠の最適化を試みます。
最適化が終了しました。
ステータスを開示します』
ステータス
LV:23
体力:10523/10523
魔力:10223/10223
物理攻撃力:5823
俊敏:5821
魔力攻撃力:5791
物理防御力:5763
魔法防御力:5503
称号:格上殺し・首狙い(NEW)・最強を狙う者(NEW)・偉業達成者(NEW)・心覚到達者(NEW)・本質取得者(NEW)・人間?(NEW)・至ったもの(NEW)・奇跡の体現者(NEW)・異常生命体(NEW)
スキル:我流武天(NEW)・悪意支配(NEW)・雷支配(NEW)・魔法発動速度上昇(NEW)・魔力回復速度上昇(NEW)・使用魔力軽減(NEW)・体力回復速度上昇(NEW)・高速再生(NEW)・物理耐性(NEW)・魔法耐性(NEW)・異能耐性(NEW)・状態異常耐性(NEW)・即死耐性(NEW)・本質耐性(NEW)・力眼(NEW)・変幻自在(NEW)・模倣(NEW)
異能:固有迷宮『名無し』・不老長寿・
祝福
天■神■ウ■の祝福
傲■の悪魔ル■ファ■の祝福
加護
武技:武天流『重桜斬』『一文字』『雷速抜刀十一閃
』
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