第2話困難はより強大な困難をよぶ

俺はダンジョンに挑むための武器と防具を買ってダンジョン(家)に向かっている。

最初に出会ったのはゴブリンだったから一階層はゴブリンが群れているのだろう。

そう思っていたら家に着いたのでダンジョンに出発する。


部屋にあるダンジョンゲートを潜って少ししたらゴブリンを見つけれた。ゴブリンに気づかれる前に走りゴブリンの首を横一閃に切った。

ゴブリンは魔石と棍棒を残したまま消えていった。

その魔石を持ってきた袋に入れたので探索を再開する。


探索を再開してから5分くらい経った。

中々見つけられないな。

もっとたくさんゴブリンいるもんだと思ったんだけど。そう思ってたらゴブリンの集団に遭遇した(40体)。さぁてと、やるとしますかね。


「勝負といこうか!ゴブリンさんよぉ!」


そう言いながら俺はゴブリン(一体)の首に横一閃で切る。ゴブリンの集団は俺に気付いたのか棍棒を持って殴りにきた。俺はゴブリン一体一体に斬撃を浴びせていく。しかし、このままでは埒があかないな。斬撃をより重く、より激しく、より広く魔力を纏わせる。


「武天流:重桜斬!」


その技を解き放つと途轍もない風圧と斬撃、衝撃波が発生した。今の技でゴブリンは20体ぐらい削れたか?今度は魔力を横に広げるように纏わせる。


「武天流:一文字!」


この技で残りのゴブリン達は数体ほどに減った。

あとはそれを殺すだけだったから気づかなかったのだ。後ろからくる襲撃者に。

ゴバン!という音がなり俺はふっとんでいった。

吹っ飛んだ?俺殴られたのか!

即座に受け身を取り俺を吹き飛ばした方向に身体を向ける。そのにはゴブリンを一回り大きさで容姿はゴブリンそっくりだった。間違いない!

コイツはホブゴブリンだ!


「痛えじゃねえか、ホブゴブリンさんよぉ。」


「キサマガカッテニシンニュウシテ、オオクノゴブリンヲホウムッテキタクセニナニヲイウカ。」


喋った!?あり得るのか?

確かに高位の魔物だったら喋るというのは耳にするが、このホブゴブリンがそこまで高位の魔物とは思えないな。だとしたらもう一つの可能性の………


「主が高位な魔物の時に発生する眷属強化か。」


「ホウ、セイカイダゾ、ミゴトトホメテヤロウ。」


ホブゴブリンがそう言った後、即座に殴りにきた。

それを俺は避けてホブゴブリンの腕に刀を振るった。しかしそこには少しの切り傷ができただけだった。硬ッ!?、普通のゴブリン達のように一筋縄じゃいかないか。ホブゴブリンは俺が切り傷しか与えられず驚いた隙に殴ってきた。

痛いなあ、わかってたことだけど、あいつ格上なんだよなぁ。けれどそれは負けていい理由にはなりはしない。限界を超えるんだ、今ここで!

今ようやくわかった、俺の足りないものが。

俺は何のためにに存在しているのか。

それは俺のためだろう俺!

もっと欲張らなくちゃ強くはなれない。

だから俺は強欲になることにした。

もっと俺の力を引き出すんだ俺!


『■■神■■■の祝福の雷付与が解放されました。■■の悪魔■■■■■の祝福の悪意吸収が解放されました。スキル欄に雷付与と悪意吸収が追加されました。』


やっぱりやれるんじゃないか俺。

さぁてと反撃開始といこうか!

まずはスキル:悪意吸収を使う。

悪意吸収の効果は周りの悪意を吸収して自らの力に変えるといった者だ。幸いにも死んでいったゴブリン達の悪意がここにはたんまりとある。

ゴブリン達の悪意を吸収すると途轍もない力が湧いてきた。

更にスキル:雷付与を使い刀に付与する。


「ナンナノダ、ソノパワーハ!

ナゼキサマナンカニソンナチカラガアル!」


「そんなことどうでもいいだろう?

第二ラウンドを始めようぜ!」


俺がそういうとホブゴブリンは俺に突っ込んできた。俺はそのホブゴブリンの横を通る。

俺は横を通っている間にホブゴブリンが棍棒を持っている腕を切り落とした。

凄いな、硬かった腕がスパスパ切れる。

ホブゴブリンは切られてない別の腕で棍棒を持ち直し再び俺に向かってきた。ホブコブリンは俺に近づいてきて棍棒を振るった。それを俺は横に避けて、ホブゴブリンの首に横一閃で切った。

するとホブゴブリンはゴブリンより大きな魔石と棍棒を残して消えていった。


______________________________________________

□スキル

主人公がスキルをゲットして少ししか経ってないのに使い方がわかったのは■■神■■■の祝福の一つ適応のおかげです。


祝福

■■神■■■の祝福

・ステータス付与

・適応

・改造

・雷付与

・■魔■


■■の悪魔■■■■■の祝福

・困難は祝福に

・LV UP時ステータス増加

・成長速度倍加

・悪意吸収

・悪■■知

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る