90 猫まみれ噺 ほっこり
2024/11/04(月)21:38 かきはじめ
午前9時に取り掛かっているはずだったのに。どうしてこうなった(汗)。
昨日に参戦した寄席の記録。
「月亭遊方の、ねこ噺」於・門戸寄席。開口一番は、月亭太遊さんでした!
集ったギャラリーは老若男女問わずパンパンで、ぎっしり。
一、鉄砲勇助 月亭太遊
一、猫写真家の苦悩 月亭遊方
一、トーク
仲入り
一、猫は鎹 月亭遊方
「鉄砲勇助」
ガチで演じたら、あんまりおもしろくない……と言われたんですけれども、と仰りつつ演じてくださいました。徹頭徹尾、ガチで面白かったです!
「猫写真家の苦悩」
ホントは猫じゃなくて人間を撮りたい有名写真家。
それも女性のヌードを撮りたい。ここらへんの描写……アシスタントとの、遣り取りが爆笑の連続でした。
「わたしは裸の女性を撮りたいんだよ!」
「先生、猫も裸です」
「
言われてみれば猫は常時ハダカだ……(笑)そして、乳首も八つある(笑)。でも生活のためとはいえ猫しか撮影ができなかった写真家は、気づくんですね。
「実は俺は、猫に癒されてたんやな」
爆笑の坩堝に、とめどなく会場を引き込んでおきながら、ストーンと情緒の扉を開けてしまう。それら間合いが凄い。「凄い」としか言えない語彙の少なさが、恨めしい。
「猫は鎹」
子は鎹、の猫ねこバージョン。これも、ホントに爆笑しつつもラスト。ほっこり。
ほっこり、しか言い当てられる語彙がないんじゃー! (なぜキレるw)
トークコーナー!
太遊さんが、師匠の前だと小学校低学年の可愛い男の子チックな笑顔しか見せなくなるのが貴重でした(惚れるわー!)。
それとですね……コレほんとに衝撃だったんですけれども。わたし座ってた隣の椅子に。
見覚えのある横顔のシルエット女性が……。
「あれっ?」
どうしよう、話しかけてみようかな。どうしようっかな……。
落友になってくださった方に、すんごく似ているんです。すんごく、というより御本人ちゃうのん? と断定してもいいくらい。でも話しかける勇気が出ない。
ええい!
「あのう、すみません」
こちら振り向く女子「あっ!」
「あ! うれしいー!」
「わあ、偶然ですね!」
なんてな(なんという描写なのだコレは)。
つまり。
なんの打ち合わせもしていない落友さまが、偶然に自分の隣に座ったということです。あっ、二行で済んじゃった(こういうところやねんで自分)。
でもさ! すごいと思いませんか?
別に誘い合わせたわけでもなく。
(実際に「どうされます?」「行きます行きます!」ってなったのは、来年の咲之輔さん会……門戸寄席は彼女の居住地である大阪市内からはアクセスめんどいだろうなって思って、声掛けしていなかったんです)
会場は人でパンパンぎっしり、なのに。スッと隣合わせるって、すごくない?
落語会が終わってから、ふたりでお茶したんですが(にこにこ顔の、わたし)落語家さん絡みで、ここのエッセイにも書けなかった話とか沢山してしまった(笑)。
いろんな意味で、来年早々に東灘区で挙行される咲之輔さん会(ゲストは桂八十助さん)が支えになりそうです! 咲さま、この企画を立ててくださって、ありがとうございます!
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