　2024/02/05（月）18:33　かきはじめ

　おととい、桂三度さん桂三実さん二人会がありました。幸いにも最前列で拝聴することが出来ました（わーい）。

　ちなみに三度さん、若い頃は千原兄弟さんたちと一緒に二丁目劇場に出演していましたね。コンビ芸人として、千原兄弟の次くらいに人気あったと記憶しています。世界のナベアツ、と言ったほうが読み手さんには理解しやすいかも。

　コンビ解散してからは、お笑いの裏方の仕事に回って。それから今の桂文枝師匠に弟子入りなさいました。きっちり前座修行を終えて、もう今では確固とした地位を築いてますね。三実さんの兄弟子に当たりますね。三実さんも新進気鋭のスッゴくいい噺家さんだよね。

　まずは三度さん「牛ほめ」。

　え？　三度さんほどキャリアがある人が「牛ほめ」？　って思っちゃった自分。

　ちょいちょい、くすぐりを入れながら本題に入っていく三度さん。もちろん、めっちゃ楽しかった。さすがだわよー！

　次は三実さん「冒険せよ」新作落語。

　これがねえ、心底から共感できるんだよね。王将に入って、あれもええかな、これも食べてみたいな、と思う主人公。結局、いつでも同じものを頼んでしまう。

　そこで神さまが現れて「冒険せえよ」と囁くのね。

「おまえが王将に来れるのは、残りの人生であと何回やで。それしかないんやで！」

ちなみにマックは何回、どこそこは何回、と主人公に言うのよね。はっきりとした告知だよ（笑）。

　こういう発想は無かったなあ。自分自身の発想力を反省したわー。

　ラストは三度さん「天狗刺し」。

　三度さん御自身が好きだと仰ってましたね、このネタ。わたしも好きなネタだからうれしかったー！

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