15 とても浅い知識で語ってみるテスト
2023/07/29(土)またまた前頁と重複するところ有 酷暑のせい……きっとわたしは異邦人……(ハァ? 何様だ!w)
本日も何様、優美香さまでございます(笑)。
おととい枚方市では最高気温が39.6℃を記録したそうでwww
あくまでも拙エッセイは、現時点のわたしやわたし周辺を記録していくものなのですが、それにしても酷いわ。
そして今朝。
またしてもカラスが玄関先で御陀仏してくださっている。んもう、うちはね! 平安時代の嵯峨野嵐山の風葬地じゃないのよ! 市役所に電話しても土日は引き取りに来てくれないし……。
それはともかく。
本来の拙エッセイに戻ろう。
先日(7/16&7/26)、桂笑金さん落語会を観に行ったことは書きました。それと今年に入ってからはナマで高座を観に行っていること(とはいえ、せいぜいが地元と神戸市新開地にある寄席の程度なのですが)は記していたと思います。
キャリアや年齢を問わずに色々な噺家さまの新作落語を拝見している途中であり、非常に浅薄な知識の持ち主の自分自身でありますけれども。
なんとなくですが「見えてくる」ものもございます。
元々わたしはyoutubeやニコニコ動画で柳家喬太郎師の動画を拝聴することが大好物なのですが、二回ほど独演会に行かせていただきまして……ある程度の「ここが最高」ラインが築かれてしまっているわけではありますけれども。
喬太郎師は、新作落語のカリスマとも呼ばれる故・三遊亭円丈師匠の噺をしばしば御披露してくださいます。
同じく円丈師匠の演目を高座で打ってくださったり動画で残してくださるのは上方の笑福亭たま師。他の方もいらっしゃるのかもしれませんけど、とりあえずわたしの脳みそにパッと浮かぶ「すごい人」は喬太郎師とたま師の御二人。
喬太郎師は古典も新作も幅広く演じることが出来る稀有な御方ですね、周知の事実ですが。
で、先日。
喬太郎師の「わからない」という演目をyoutubeで拝聴いたしました。これも円丈師匠の作品です。素直で性格はいいのだけれども、記憶力等がよくないので……普通の社会生活を送ることに難がある男性が主人公(こういう表現って、無名の書き手が無料のサイトに載せるだけでも緊張しますね/汗)。
そんな彼が、ひょんなことから殺人事件の犯人に仕立て上げられてしまいます。そして、わけのわからぬうちに死刑を執行されてしまう……。
どうしてこうなったのか、わからない……というのがサゲに当たるのだけれども。喬太郎師が演じると臨場感もさることながら、切なさや哀れさが漂ってくるのです。
さて桂笑金さん。
この御方の落語をナマで観させていただけると、当然のことながら演者の息遣いなども伝わってくるわけで。古典も新作も、とんでもない熱量が直に観客に降り注ぐのですよ。
先日のネタおろし「トランポリン」「器」では存分に堪能できたのですけれども……。
「器」のストーリー中で、扇子を妊娠検査薬に見立てた演技は心底からゾッとしました。
えっ!
ここまでする? いや、ここまでするんだ、この人!
……ほんと、そう感じました。
同じくらいのキャリアの上方落語家さまは大勢いらっしゃいますが、お金や時間を掛けて「何回も観たい」と思わせてくださる噺家さまは、あまりいらっしゃいませんね。
ちょっとなに言ってるか全然わかんない(サンド富澤さん風味)になってきたw結論を書いてしまおう。
将来、柳家喬太郎師を凌駕していくのは上方の桂笑金さんだろうと思うんだ。
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