08 そりゃ好みは出てくるよ、人間だもの・1

2023/06/23(金)


 いつでも何様、優美香でございます。

 落語を見始めて「えっ」と、なったこと等を記しておきたいと思います。あくまでも自分のための記録なので、デジタルタトゥーのギリギリ表現で良いかなあと思ってます。心境の変化があれば、都度都度に記していけばいいわけですし。

 てなわけで。


 折角、いくばくかの木戸銭を払っても「あかんわ、もうこの人に1000円でも払いたくない」という噺家さんはいますよ。でもでも。

 いちいち嫌いになった人のこと書きたくない心境もあります。けれども、どういうところが個人的にイヤなのか……見てくださる僅かな方に吐露したいという感情もあり。


 結論として。

 故・米朝師匠が「芸を磨くことも大事だが、己の人格も磨け」と仰っていらしたことは真実なのかもしれないと感じます。


「東京の人間は、道を聞いても答えてくれない。意地悪ばっかり! 大嫌い!」

 そう発言した方がいらっしゃいました。

 人生の半分を関東で過ごしてきて、東京近郊でも親しくお付き合いしてくださる方が大勢いる自分には到底信じられなかったです。

 ひとくちに東京の人と言っても様々ございましてですねえ(笑)。

 しかも江戸前の大師匠のことを爺さん呼ばわりしていたことも、なんというか。

 敬意や親しみなどの感情など、これっぽっちもありゃしない。

 そして、とある内臓系のがん手術をしたばかりのスタッフの寝息が臭くて、自分が死にそうだったとも。

 そういう御人柄が滲み出ている人に、道を尋ねられても自然に忌避してしまうのが「都会の人」なのですよ。

 がん手術をした人は口が臭い、この発言は本当に解せない。がんサバイバーの自分は傷つきました。

 ギャラリー側のこちらとしては黙って拒否することが一番いい。そしてたとえワンコインでも、その人の高座に払いたくない。ゲストによっては観に行くけどさ。


 

 


 

 

 

 

 


 

 

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