あなたの運命を切り拓く! 志愛和世セミナー参加者の声 Vol.32

起業から一年で年商二億円を達成、二年目では三億円を突破する見込みとまさに破竹の勢い。「人と人との結びつきこそが世界を動かす原動力」という経営観点から、常に現場に立ち続ける彼の「志愛和世しあわせ」は、どのように始まったのでしょうか。



【本日の語り手】

 株式会社 ワールドワイドエコマトリクス

 代表取締役社長 千田 景太郎 様(28)

――これを言うと皆に驚かれるのですが。私、幼い頃から内気な性格だったんです。人の顔なんてろくに見て喋れないし、そんなですからどうにか新卒で入社した会社でも全く期待されていないポジションで。そんな駄目な自分を無性に変えたくなって、セミナーに飛び入り参加させてもらったのが2017年の春のことでした。

 あの時あのタイミングで門戸を叩いたのはまさに人生のターニングポイントですよ。まあ前情報無しで二之目行が始まったのでそれはもう大層驚きましたが(笑)

 そこで何より私が感銘を受けたのは、仲先生の「恐怖に打ち克つ必要はない、恐怖を受け入れる度量こそ大切」という教えでした。目からウロコでした。抗うのは苦手ですが、受け入れるのであれば私にも出来るんじゃないか、と。

 その日からです。それまでのしがらみを全て放り捨てて、セミナーの皆さんと修行に明け暮れましたよ。中には途中でリタイヤしてしまう方もいましたが、私はその最中には波導先生直々とお話させて頂く機会を得ました。私の姓名の組み合わせが良くないとのことで、過去を断ち切りたかった私は先生に新たに名字の名付けをお願いし、本当にすぐにその足で変更の諸手続きに奔走する、なんてこともありました。

 心境の変化があったのはセミナーに入り浸って二年ほど経ったある夏の夕方です。その日は酷い台風がようやく過ぎ去った直後で、まるで空間から数多の構成物を洗い流したような、空虚さと清々しさを覚える夕焼けの光景に見とれていたのです。

 唐突に、確信に近い予感を覚えました。

 これだ、と思い私はその場で目を閉じて待ちました。気配は私の背中まで近づき、やがて長い時間をかけて遠ざかると、私は身体の細胞ひとつひとつが隆起するかのような活力が漲ってくるのです。これまでの私が完全に死に絶えていくのをはっきりと感じました。そしてその後に、ああ、私もついに運命を切り拓いた、と。

 そうして私はセミナーを卒業し、起業に踏み切りました。いや、準備万端とは全く言えない状態でしたよ。ただ、本当に微塵の迷いも憂いもなかったです。これは先人様方が仰っていた通りですね。自らが進むべき道をシームレスに進んでいく不思議な快感。必ず成果に繋がるのですから、苦労や挫折なんて良いスパイスです。

 あの日以来、私の人生から〝飽き〟の時間は消え去りました。一分一秒一瞬をも無駄にせずに一年と九ヶ月、気がついたら「ああ、このくらいのランクまで来ていたのだな」というような感覚です。

 もちろんここがゴールだなんて思っておりません。これからも終わりなき挑戦を死ぬまで続けていくことになるでしょう。それは、私が臨んでいた充実した人生です。

 私が今のように変わるチャンスを与えてくれた志愛和世セミナーの皆様には、何度お礼を言っても足りません。波導先生、仲先生をはじめとした代々木支部会の皆、本当にありがとうございます。どうか皆々様にも御神貌の導きがありますように。



 千田社長、素敵なご感想をありがとうございます。

 それでは皆様のご参加を、どうぞ心よりお待ちしております。

               Pioneering Destiny, Inc. 代表 波導エリ


【筆者メモ】

 波導エリは直近で何か活動しているのだろうかと気になって調べたところ、こんなホームページを発見。おそらく2021年~2022年頃に更新。コロナ禍も真っ只中だった時期にも関わらず、こういった類のスピリチュアルなセミナーの運営をしていた。当時のご時世柄に会わせていち早くオンライン形式での開催も踏み切っていたらしく、その商魂の逞しさを見て取れる。会社の名前が「ライフ・キュア・プロダクト」じゃなくなっているのもやや気になるところではある。


 そしてこの文章を読むに、その活動内容はすでに解散した「光相の導き」とあまりに類似している。ここでも似ているのだ。修行を通じて特殊な精神状態を保てるようにすると、人生が上手くいくというシンプルなストーリー。それに加えて少し前に流行ったマインドフルネスの亜種的なエッセンスも加わっている。


 波導エリは、どうしてこの「光相の導き」のメソッドを流用することに拘るのか。そういうやり方で金を稼ぐのが目的であれば、ありがたい壺だとかの品物を買わせた方が手っ取り早そうな気がするのだが。

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