不審者情報[子どもに対する声掛け事案]
下校中の小学生男児、見知らぬ男性に声をかけられる
◆日時:平成29年7月11日(火)午後4時半ごろ
◆場所:世田谷区八幡山四丁目 防災緑地東側の路上
◆状況:
小学生男児が徒歩で下校する途中、スマートフォンで建物と建物の間にある狭い裏路地を撮影している行為者を目撃する。
男児に気づいた行為者は、その場で撮影した不明瞭な写真画像をスマートフォンの画面に表示させ、「これ、見えるか」と声をかけた。男児が「なんですか?」と問いかけたところ、行為者は「悪い顔が写っている」という旨の発言をした。
男児が黙っていると行為者は大声を上げた後、環状八号線方面に向かって去っていった。歩き方は身体を揺らすような特徴的なもの。またその際に左手を掲げて、路上の門扉や塀に爪を立てるように移動しており、血が滲んでいた。
◆特徴:40歳くらい、小太り、紺色ジャンパー、顎髭、黒色キャップ帽着用
不審な人物を見かけた場合は、必ず110番通報してください。
【筆者メモ】
2022年9月、ネットでのネタ探し中にて発見。「顔」に関する奇妙な証言あり。男児の反応から、撮影した写真画像には何も写っていなかったと思われる。
そして、男児に声を掛けたこの不審者。
もしかすると前項の「SNSに投稿された迷惑行為の動画」に映っていた中年男性なのではないか。その服装も出現場所も出没日時も一致している。
ただ、それにしては、彼の異常な行動には一貫性が感じられない。
こういった人物が為す異常行動に、一貫性なんてなくて当然――と思う方々もいるかもしれないが、むしろ逆だ。異常行動にこそ、その人物の精神の在り方が明確に現れて、それを治療の手がかりとするのがセオリーなのだ。
男児に不審な声掛けをしたその後に、全く別種のあの自殺行為じみた異常行動をしたこの男性。その行いは、一体どういう思考回路によって至ったものなのか。
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