絶対に働きたくない僕がヤンデレ彼女に養ってもらおうと計画し、適当に心を病ませた女の子たち三人が全員僕のこと大好きなヤンデレとなって貢ごうとしてくる件

第14話

　僕が断る理由は実にシンプルだ。

　安心出来ない。ただただそれだけ。

「私は誰よりも、どこまでも和葉くんを愛しています。私が裏切るなんて絶対にありません！」

「それを判別する方法がない」

「でしたら私の愛を今、証明してみせます！愛の為なら私はなんだって！」

「人の心は簡単に移ろう」

「……ッ！私の心が移ろうことはありません！！！」

「それを僕が確信持てぬ限り安心はできない。だが、未来がわからぬ限り僕は安心できぬし、最低限せめて相手の精神状態、経験、感情が揺さぶられた出来事の全てを知っていたい……僕の中のお前はただの小学生であり、天才起業家高校生ではない」

　僕のために頑張ってくれてのだろう……彼女は、いや、彼女たちは。

　だが、だからこそ僕は申し訳ないが彼女たちに対して生涯安心感を抱くことは出来ないだろう。

　僕は彼女たちが大金を手にするまでの道のりを知らぬのだ。

　ゆえに信じぬし、安心も出来ない。

「じゃ、じゃあどうしたら……ッ！」

「あっ、おい。僕の方に近づくなよ？怖い」

　僕は一歩。

　こちらへと愛梨が近づいてきたのを見て声を上げる。

「……ッ！！！わ、私は！」

「あー、近づくな。近づくな。怖い、嫌だよ？僕はお前が。先生！助けてぇ！」

「うぇぇ！？ここで俺に振るのか！？」

　完全に部外者ずらで眺めていた担任へと僕はキラーパスを投げかける。

「え？止めてくれるよね？」

「い、いやいや！もちろん止めるさぁ！」

「……ま、また担任の弱みをッ！」

　僕の言葉を受けて急に態度が変わる担任を見て不満げに声を上げる愛梨。

「ま、待て！俺の弱みが握られているわけじゃ……ッ！いや、弱みとかどうのもないから！先生として当然のことをするまでだ！愛梨君！好きな子と再会出来て気分が上がるのもわかるが、とりあえずは離れるんだ、彼が怖がっているだろう？」

　慌てたような声を上げる担任が僕と愛梨の間に割って入ってくれたのだった。

　あとがき

　Twitterで見てたら

　僕はどんなアンチコメが付こうとも全然大歓迎！自分の作品とはまったくもって関係ないレビューがついても笑い話にする男！

　アンチコメ上等！アンチレビューは辞めてね？勝手に運営が消すから書いた人と運営の時間の無駄。

　皆さん。

　ここまでは前座です。

　作者からの魂のお願いです。

　作品のフォロー、応援、感想、星お待ちしております。どうかよろしくお願いいたします。

　特にレビュー！！！レビュー書いてお願いッ！！！

　くれくれウザイって言う奴いるかもしれんが、そもそもとして僕は評価されるためにネット小説で若いころの黒歴史を放流しているんだからね？

　許せ。