第3話部屋どっち?
「やっべ……これどっちに曲がればいいんだ?……聞いとくべきだった」
俺は今、右か左のどっちに曲がるかで迷っていた。
「この家、どんだけでかいんだよ……」
今日朝、父さんから告げられた結婚についての話をして、奥さんの家には女の子が二人(三人)もいて、しかも長女は俺へ敵意の様な物を持っていて、次女は俺に対して今回が初めてなのに凄く優しく接してくれていて新しい環境での心の支えになっていた。
「さてここが俺の部屋かな?適当に曲がったからもう賭けだな」
俺は、勢いよくドアを開けた。
「え!?」
「ゑ」
ドアの先には、椅子に座りパソコンを弄っている女の子が居り目を見開いてこちらを凝視していた。
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