5話 反撃
あれから一年がたった。
「国王陛下!ヘッセルン大公国の貴族家ブロードルー家の私兵隊がマリア大森林の三分の一を取り戻すことに成功しました!」
「良し!その調子じゃ。」
国王は更に老けた顔をしていた。
「そして我が国の貴族家サンペリア公爵家の憲兵団約3000人が揃いました。」
「そうか。儂も歳じゃ、もうそろそろリヒテンシュタインに座を譲りたいのぉ。」
「左様でございますか。それから大日中帝国から借金の返済を迫られております。」
「3000万ペルーだったか。足りるじゃろ。」
「はい。返したとなると残りは40億ペルーでございます。」
「そうか。やはりセントビンセント大聖堂を売ったことが良かったか。」
「もう少しでやっとギリギリ防衛できるようになります。」
「うむ。何かまたあれば報告せよ、以上だ。」
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