魂の迷宮（下書き）

第二篇 前回までのあらすじ

前回までのあらすじ

　何においても完璧な天才だが、感情が無い男子高校生、日野唯我。ある日の学校帰り、彼は神社の境内にある森の中から、生と死の狭間の世界『魂の迷宮』に迷い込む。

　そこで出会った望月頼果、風間湊、鳥羽伊織、花京院圭の四人と、紆余曲折を経て行動を共にするようになる。唯我たちの目的は、元の世界に帰るための『椅子取りゲーム』で頂点を目指すこと。唯我は刀身が燃える不思議な刀を使いこなして無双する。

　唯我が『魂の迷宮』に迷い込んでから一週間後。人であることを捨てた強敵、不和龍一郎を倒した後、唯我は親友、秀と戦うことになる。しかし秀は、唯我のためにわざと負ける。困惑する唯我に、頼果は本当の優しさを教え、唯我は感情を取り戻した。頼果は、唯我を椅子取りゲームの頂点、玉座に座らせる。仲間たちに見送られながら、唯我は元の世界に帰還する。

　唯我が元の世界に戻って半年が経った。ある雨の日、唯我は再びあの神社の境内に足を踏み入れる。そこで聞こえたのは、頼果の救いを求める声。意を決した唯我は、再び『魂の迷宮』に戻る。

＜主な登場人物＞

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・参加者（現世から『魂の迷宮』に連れてこられた存在。）

名前、年齢（学年）、性別、概要

日野唯我・・・・高２、男。完全無欠の天才は感情を知り、心身共に最強となる。

望月頼果・・・・高２、女。明るさの裏に、彼氏が自殺したという辛い過去が…。

風間湊・・・・・高１、男。調子がいい忍者。先輩の支配を逃れ、自由に生きる。

鳥羽伊織・・・・高２、女。責任感の強い騎士。魂の迷宮で、友達に裏切られた。

花京院圭・・・・高１、男。両親を通り魔に殺されたが、親孝行の為に立ち直る。

トウカ・・・・・？、男。記憶喪失で、大人しい性格。

摩乃秀・・・・・高２、男。唯我の親友。スポーツ万能で頭脳明晰。性格も良い。

明ケ戸達也・・・高２、男。

水田真璃・・・・高２、女。

紫野誠・・・・・高１、男。

山吹愛・・・・・高１、女。

月見里憲・・・・高２、男。唯我の親友。カッコつけだが、ちゃんとカッコいい。

覇界王・・・・・19歳、男。残虐な性格で、世界支配を目論んでいる。

魔奈嬢王・・・・17歳、女。覇界王の彼女で、幾つかの魔法を使う。

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・管理者（椅子取りゲームを主催する存在。動物のお面を付けている。）

狐のお面の人・・・唯我達の手助けをすることが多い。その理由は…？

虎のお面の人・・・魂の迷宮は願いが叶う場所、と主張している。多分男。厳しい。

兎のお面の人・・・頼果に、死んだ魂を生き返らせる方法を伝えようとする。愉快。

パンダのお面の人・摩乃秀らに狭間の神殿のことを教える。真面目。