彼女たちの距離感、そしてそこからの迫り方が素晴らしい

読んでいると、登場人物たち同士の距離感――とくに心の距離感から最後まで目を離せませんでした。

自分で書いている小説は、どうしてもつい、大勢から物理的に距離を詰められてしまう方へいってしまうので、こうやって彼女たちの距離が丁寧に進んでいく話は、読んでいてとても素敵で、凄いなと思いました。