※現実のこの時期のオグリキャップ②
オールカマー編、これにて終了です。
オールカマーと言えば中山競馬場ですが、本編でも触れたとおりこの年は中山競馬場の改修に伴って新潟競馬場で代替開催されております。
そして、新潟競馬場と言えば東京以外の数少ない左回りの競馬場です。
ですがそれは実は2001年に新潟競馬場のコースが改修されてからなんですね。
本当にちらっとしか触れてませんが、1988年の頃は右回りだったのです。
1988年のオールカマー、本当はスズパレードが2分12秒3のコースレコードで勝っています。
YouTubeで「1988年オールカマー」で検索すれば、そのレース映像が出てきますので一度良ければご覧になってみて下さい。
スズパレード自体調べたら興味が湧いてくる馬でした。
同着にしようかとも迷いましたが、そこはご都合主義に徹することにしました。馬主の小紫様の関係者様、こんな場末の小説もどきに目を通されるとは思いませんが、もし読まれて気分を害されましたら申し訳ありません。
謹んでお詫び申し上げます。
さて、現実のオグリキャップがこの時期どうだったかと言いますと、前回書いた6月5日のNZトロフィーを驚きの圧勝後、放牧に出たりはせずに7月10日に中京競馬場で行われたGⅡ高松宮杯2000mで同年代の馬としては一足早く古馬との対決に臨み、レースレコード1分59秒を出し古馬の重賞ウイナーたちを抑えて勝利。
その後も放牧には出ず、瀬戸口厩舎で立てた氷柱に扇風機で風を当てて冷風を馬房に送るという暑さ対策をしながら夏を乗り切り、10月9日に東京競馬場で開催されたGⅡ毎日王冠1800mに出走。
3年前のダービー馬シリウスシンボリらを抑え優勝し、当時の日本記録だった重賞6連勝を達成していました。
そしてこの後、いよいよ最強古馬タマモクロスとの死闘に突入するのです。
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