悪役令嬢ものですが、他の悪役令嬢物とは一線を画しているように思います。
リアムとソフィアで、各々の婚約者の不貞を見つけようとするところから物語は展開していきます。
構成力と筆力があり、一気に読ませる力を持っています。
私は彼らが売られて、国へ帰れるあたりから一気見をしてしまいました。展開が胸がすっとしますし、ジェットコースターのようで目が離せません。
第一部ともいえる作品はとても壮大でおもしろくて、人物たちの関係も緻密に計算され描写されています。
また、第二部とも言える「もうひとりの悪役令嬢 ノーザンバラ謀略編」
も、一気に読めます!!!
いきなり学園ものに思われるかもしれませんが、
その背後にはやはり壮大な物語があり、最初の平和そうな生徒会から、一転してこちらもジェットコースターのように流れ展開していきます。
こちらはまだ完結されておりませんが、一気見できること間違いなしです。
国同士、民族間の問題も織り込まれ、
壮大な物語になっています。
また、一小節の長さも丁度よい長さで
思ったよりも読みやすい字数となっています。
ぜひ、御一読下さい!
登場人物も、とても魅力的ですし、
ザマァ展開もすっとします!
これからもまだザマァが控えているようで
楽しみです。
(でも、わたしは案外テオドールが好きなのでお手柔らかに…と願っております…)
悪役令嬢も好き、ザマァも好き、でも
背景も緻密に計算されている…そんな
物語を読みたい方はぜひ!読んで下さい!
惹き込まれること間違いなしです!