第20話 初めて

次の日


今日は訓練は休みだ。なんかアランとどこかに行くらしい。せっかく休みなら部屋でごろごろしたかったけどそれだと休みにならないのでしょうがないね。


「シュウ、おはよう。準備は出来てるかな?今日は私と一緒にほかの町に視察に行くぞ!」

「シュウ、町の中ではアランから離れずに一緒に行動するのよ?もしかしたら危ない人が紛れてるかもしれないからね?」


ん?そんなに大きいやつなの?なんかこの領都の中を少し見て回るとかじゃないんだ…なんか面倒くさそうな気配がする…急に嫌になってきたな…



僕はメイド達に動きやすい服(貴族っぽくはある)に着替えさせられる。もう自分で着替えられるんだけどなんかダメらしい。自分で着替えたら怒られたんだよな…何がダメだったんだ?


そして僕はアランと一緒に馬車に乗った。セレナはお見送りに来てくれた。


「シュウ、初めてのお泊まりだけど緊張せずにゆっくり寝るのよ?」


ん?んんん?


ええ!?今日僕泊まりなの!?知らなかったよ!?なんで!?おかしいんじゃない?!僕まだ3歳だよ!?


頭の中がパニックになってるうちに僕とアランを乗せた馬車は出発した。



数日前


「シュウ様、当主様から来週末の訓練はお休みとの連絡が来ております。当主様の視察にシュウ様も連れていくとのことでした。」

「わかった、ありがとう」


やった〜訓練おやすみ!!嬉しいな〜視察って何するんだろう?まあ僕が前に出て喋ったりとかはしなくていいだろ。


「初の外泊になりますが大丈夫でしょうか?」

「(やべぇ前半聞いてなかった)…うん、大丈夫」



現在


もしかして…あれか!!あの時言ってたのか〜聞いとけよ僕!!


せめて…いいベットでゆっくり寝たい…割と栄えててくれ…頼む…


「シュウ、静かだな。緊張してるのか?」

「…少し」

「まあ最初は緊張するよな。緊張し続けてもキリがないから話でもして気を紛らわしていこう。」



僕はそこからゆっくりとアランと雑談しつつ目的地まで馬車で移動した。雑談内容?大体は魔法とケインの事だった気がする。


僕はシュバルツ侯爵領都以外の初めての場所に着いた。

──────────────────

個体名:シュウ・フォン・シュバルツ

種族名:人族

年齢:3

性別:男

LV:9

称号:シュバルツ侯爵家嫡男

(異世界転生者)


HP:70/70

MP:1150/1337

STR:16

DEX:12

VIT:12

AGI:16

INT:134

MND:134

LUK:100


スキル

《寝る》

《怠ける》

《知る》


魔法

《生活魔法》『ウィンド』『ウォーター』

《風魔法》『ウィンドスラッシュ』『ウィンドシールド』『ウィンドバレッド』『ウィンドハンマー』『ウィンドボール』『ウィンドストーム』『ウィンドランス』

《強化魔法》『身体強化』


─────────────────






今作を読んで頂きありがとうございます!!作者の大洋の塔です。

誤字脱字等ありましたらすみません!

少しでも楽しんで頂けたら嬉しいです!!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る