第11話 きつい

ケインの授業が始まってしまった。とりあえず少しでも楽できないかと挑戦はしました…無理でした…。


あの人ずっと隣におる…それに別にスパルタって感じでもなく休憩もちゃんとあり分かりやすく丁寧に教えてくれる。


ただ…トレーニングがキツすぎる…どうすればいいんだ…


そうだ!もしかしたら魔法で体を強化したりできるんじゃないかな?そうしたらだいぶ楽できるんじゃない?


ちょっと後で試してみよっと…やべ!休憩終わりだ…またランニングか…



そして…


「シュウ!今日はこれでおしまいにしよう!どこまで着いてこれるかを測ってたのにとうとう全部行けたな!素晴らしい!これからもどんどんやっていこうな!」

「…はい」


やっちまった!!!

最初はどこまで行けるかの判定のために潰そうとしてたのか…いいタイミングで休憩入れるせいでできちゃったじゃないかよ…


まあしちゃったもんは仕方ないな。悩んでるのももったいないし解決策を考えるのはめんどくさい。


一旦は魔法でズルが出来ないか試してみよ〜




お昼ご飯を食べてから、次はセレナに連れられまたもや全く知らない場所に連れてこられた。


ここはまたどこなんだろう…


「シュウ、ここは魔法の訓練場よ」

「そうなんですね」

「わわっもう来たんですか!?」


その時横から急いで出てきた感満載のズボラな感じの女性が現れた。


「もう!カリン!お昼すぎに来るって言ってたじゃない!それにどんな格好してるのよ!急いで準備して来なさい!」

「はい〜…ごめんなさい〜…」


その女性が奥に引っ込んで行った。



5分後。


「すみません〜待たせちゃって〜」

「えっ?」


誰?さっきの人とは全然違うんだけど!?綺麗で長めな茶髪をポニーテールでまとめてて顔はかなり整っている。それにカワイイ系というより美しい系だ。歳もセレナと同じくらいだろう。


「あの…さっきの人ですか?」

「?はい、さっきもこっちに来ましたよ?」

「シュウ、気持ちはわかるけど同一人物よ。」


まじかよ…


「ということで紹介が遅れたけどこの子はカリン・コックス。あなたの魔法の先生になってくれます。」

「はい〜カリンです〜よろしくお願いします〜」

「…よろしくお願いします」


大丈夫なんだろうか…




──────────────────

個体名:シュウ・フォン・シュバルツ

種族名:人族

年齢:3

性別:男

LV:8

称号:シュバルツ侯爵家嫡男

(異世界転生者)


HP:55/55

MP:1151/1151

STR:11

DEX:11

VIT:11

AGI:11

INT:116

MND:116

LUK:100


スキル

《寝る》

《怠ける》

《知る》


魔法

《生活魔法》『ウィンド』『ウォーター』

《風魔法》『ウィンドスラッシュ』『ウィンドシールド』『ウィンドバレッド』『ウィンドハンマー』


─────────────────






今作を読んで頂きありがとうございます!!作者の大洋の塔です。

誤字脱字等ありましたらすみません!

少しでも楽しんで頂けたら嬉しいです!!

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