第2話 生誕

「奥様おめでとうございます。元気な男の子です。」

「私の子…良かった…」


神様が光ったと思ったらめっちゃでかい女の人2人に囲まれていた。


「オギャ?(え?)」


自分の体が動かない。もしかしてもう赤ちゃんになったのか!?あの神様今から行くとか全然言ってくれないやん…びっくりした…


「私達のところに生まれてきてくれてありがとう。あなたの名前はシュウ。シュウ・フォン・シュバルツよ。」


名前は前世と一緒か〜。全然違ってもいいけどまあ使い慣れてるしありがたいな。


にしても今回のお母さん、綺麗な黒髪ロングの美人だな〜この人の息子なら顔も期待できるな〜


言葉は何故か理解出来たけど日本語ではなさそうだな…神様が言葉はわかるようにしてくれたのかな〜マジで感謝


この体まじで眠いな…一旦寝よう…




おはようございます。星原翔改めてシュウ・フォン・シュバルツです。

とりあえず現状の確認をしないとな。

おあつらえ向きなステータスとかあるかな。


うわっ!!

びっくりした…本当に出てきた…漫画とかで見たようなステータスボードがでてきた…


まあびっくりしたことはさておきステータスを確認しましょうかね〜


──────────────────

個体名:シュウ・フォン・シュバルツ

種族名:人族

年齢:0

性別:男

LV:1

称号:シュバルツ侯爵家嫡男

(異世界転生者)


HP:5/5

MP:5/5

STR:1

DEX:1

VIT:1

AGI:1

INT:1

MND:1

LUK:100


スキル

《寝る》

《怠ける》

《知る》


──────────────────


ん?なんかツッコミどころ多くない?


まあまず上から見ていこう…


名前、種族、年齢、性別、LVは大丈夫。年齢もちゃんとゼロから始まってる。レベルもそりゃ1だ。


次だ。シュバルツ侯爵家嫡男!?俺結構偉いところの嫡男なの!?マジかよ…貴族の付き合いとかめんどくさそう…

あっでも親が金持ちってことだから小さい頃から働かされたりはしなさそうだな〜良かった良かった


次が多分俺のパラメータだ。

HP(体力)とMP(魔力)が5か〜赤ちゃんだから仕方ないけど気をつけなきゃ死にそうだな…


STR(筋力)、DEX(器用)、VIT(防御)、AGI(敏捷)、INT(知力)、MND(精神)が1か…まあ最初だし仕方ないか…INTとMNDが精神が高校生なのに低いのは多分これが魔法のパラメータとしてのやつだからだろう。


そしてLUK(運)が100か…満点かとおもったけどもしかしたら100が最大じゃないかもだから気をつけとこう。


そして最後だ…スキル。

《寝る》!?《怠ける》!?《知る》!?それスキルなのか!?

普通にできることをスキルとして書かれるわけじゃないはずだし…なんなんだろう。





今作を読んで頂きありがとうございます!!作者の大洋の塔です。

誤字脱字等ありましたらすみません!

少しでも楽しんで頂けたら嬉しいです!!

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