アレルギー検査
アレルギー検査が無事終了した。
でも、結果はまた来週…
なっがっ…、てかまた来週もくるのぉ〜⁉︎
で、また長いこと…待つ?
あぁ、まったくもう。
でも、仕方ないよね。
どうしてもどれくらいのアレルギーなのかきちんと知りたかったし。
猫吸いしてアレルギー起こすなんてかなりのアレルギーなのだろうか。
大好きな猫のアレルギーなんて悲し過ぎるわ…。
ま、でも仕方ないよね。
てなわけで、そろそろ検査結果発表〜‼︎ってね。
だれもそんなに楽しみじゃないわ。
と、一人ごと…
…
今日は、注射するわけじゃないから前よりも落ち着いて待っていられる気がするな。
するとドアが開いて看護婦さんがオレを呼んだ。
「後藤さーん。」
と。
なんとも優しい口調の看護婦さんなんだろうか。
あんなに優しく後藤さんなんて呼ばれるなんて心が少しほっこりする。
学校の先生からもたまに呼ばれるけど、
「後藤さんっ‼︎」
って、なんか圧がこもった呼び方だからなぁ。
看護婦さんみたいに、言葉を優しくティッシュで包んだかのようなソフトな呼び方がやっぱりベストなんだよなぁ。とほっこりで看護婦さんに吸い込まれるように、病院の先生のところへと向かった。
パソコンに向かってカタカタとなにかを打ち込んでいた先生。
オレが入るなり椅子をするっとオレの方へむけてニッコリしたあと、
「えーと、アレルギー検査の結果ですね」
と、またパソコンを見出した。
そしてクルッとまたオレをみて目を見開いて、
「猫アレルギーありませんね。と言いますか、動物アレルギー反応が全てありません!不思議ですねぇ。この数日間で一体なにがあったのですか?こんなことは、稀ですよ。」
とお医者さんがびっくりしていた。
…
オレもびっくりだった。
そんなアレルギーって治るもんなの?
魔法でも使わない…とって…まさかほんとに魔法…じゃないよねっ⁉︎
イッヌサマみたいな犬いたけど…あれもまさか…。
続く。
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