デート?
映画が終わると純子さんは、ジーっとオレの顔を見た。
…
まさか…また首ふるふる…は、されなかった。
あーよかった〜。
映画のお話は、よくわからなかったけどお腹は、いっぱいになったよ。
ポップコーン美味しかったな!
てかさ、オレ純子さんと何してるわけ⁉︎もうこれはデートなのでは⁉︎
映画が終わったら解散かなーなんて思っていたけど、純子さんはまさかのショッピングしよう?と提案してきたぞ!
純子さんといるとなぜか落ち着くんだよなー。
なんだろう?
昔から知ってるみたいな不思議な感覚…
そんな不思議な感覚でショッピングを堪能して純子さんがトイレに行ったときだった。
二人の若い男性が純子さんに話しかけた。
どうやら純子さんは、嫌がってるっぽいので、
「やめてもらえますか?」
と言うと、
オレに向かってきた二人組。
手を掴まれそうになったのでそれを払おうとしたその瞬間、グルンと男性が一回転した。
…え?
そんなにオレ力入れてないんだけどな…。
確か前にもこんなことあったんだよな…。
「あのー、大丈夫ですか?」
と声をかけると、青ざめた男性がお友達と逃げるように走って行ってしまった。
…
何?
「あ、それより大丈夫?ケガとかしてない?ん?」
オレの質問に純子さんは、
「大丈夫です。いつも助けていただきありがとうございます」
とにっこりと微笑んた。
か、かわいい。
オレはトイレの前で純子さんに見惚れるのでありました。
ところで、なんでオレは映画に誘われたのだろうか?
ここは、思い切って聞いてみようと思い純子さんに質問してみた。
すると…
それはまさかの…
みたい映画があったからですよ。
との答えだった。
…うん。
そりゃそうか。って…でも、なぜオレとなのかが知りたかったのに…。
もうそれ以上聞くのはしつこいよね。
しばらくしてカフェに入ったんだけど、純子さんがいきなりびっくりな行動をしてきたじゃありませんか‼︎
続く。
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