第3話

モデル事務所の中には簡単に入れて、どんどん中に入った。俺はついて行くだけ。スタジオってこんな感じなんだなぁー


「あのー!つばささん!バイト連れてきました!」


にこやかな男の人だ。社長さんなの?いや?カメラのなんか触ってるから違う?


「…背が高いですね」


うん、そうです。背が高いです。あ、他スタッフにも見られてる。


「かっこいい人」

「誰だろう?」


「それより、ほのかさん。着替えてください。撮影しますよ?この方はとりあえず雇いますが、ここでは目立つのでメイク室の手伝いで使ってくれと旭川あさひかわさんに伝えてください」


「あ、はい」


たくさん一気にしゃべって俺はよくわからないけど…とりあえずあいさつしとかなくちゃ!


「足助実です!よろしくお願いします」


「わかりました…」


声が大きかったかな?ちょっとみんな引いてる気がする。

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