第123話 彼との精神的な繋がり

 みわは、彼に出会う事で大きな安心感と自信を得ることができた。彼と言う存在は、どこにもいない、すごく変わった人だった。モラルをどこかに置いてきてしまった人のようだけども、みわにとって唯一無二の存在だった。

 出会った頃から、不思議な人で(ツインレイだ)と言われたり、突然電話中に眠ってしまったり、遠距離で初めて会った時も、面と向かって、デブは嫌いと言ってみたり。地元の彼の友達に私の写真は見せられないと言ってみたり、かなり失礼極まりない事ばかり言われた。

 みわの所に初めて遊びに来た時も、1ヶ月滞在してみたり、(生活費浮かすため?)なんか、ひどい仕打ちをされていたような気がする。

 初めて会ったのに、さらに買って買って攻撃されてみたり。メガネまで買わされた。笑

 物産展とか行ってあれほしい、これ欲しいとか、駅を通れば、ホールでケーキ買おうと言ってみたり。全部みわのお金だった。

 みわの所の滞在期間のタバコ代すらみわが出していた。笑

今考えても、大事にされてたとは到底思えない行動だった。

 もちろん、滞在中の食費も全部みわがもっていた。最初は会えるのが嬉しくて、いろんな観光地に連れて行って、美味しいものを食べて歩いた。

 だけど、女の子には目を奪われてついて行くし。あまりこの県にはかわいい子いないっていうし。彼女を目の前にしての発言とは思えない。

 せっかく立てた旅行も、夕方ついて朝方一番で変える始末だったり、もう少しゆっくりしたかった。

 いろいろ不満はあるけど、情緒不安定だった私を復活させてくれるには十分だった。

今までありがとう!みわは、彼から連絡が来ていない事に淋しさはあるけど、前を向いて行く事にした。


今まで読んで下さりありがとうございました!またお会いする事を楽しみにしています!

 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

親と子の壮絶なる戦い 黒猫 @tanokuro24

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ