日曜日

 茉莉まつりは自分の部屋のベットで、寝転ねころがっていた。そして、元気を出そうとしていた。


 茉莉は突然とつぜん立ち上がり、右手をき上げて叫んだ。

「よし! まだ五日間もあるのです! 『君』とお話しをするためにASMRを利用する時間は、あと五日間あるのです! がんばるのです!」


 そしてスマホでググった茉莉は、うれしそうな声を出した。

「な、何と?! 世の中には、まだこんなにASMRがあるとは?! さがすのです! 『君』がリラックスして安心感あんしんかんられて、私とお話ししたくなるようなASMRを!

 ちょっとおなかっているのですが、食べてる場合ではないのです!」


 だが次の瞬間、茉莉のお腹がった。

//SEお腹が鳴る音『ぐうぅぅぅぅ……』


 すると茉莉は、大きな声で言いはなった。

「あ! そういえば冷凍庫れいとうこに、アイスが入っていたのです! 誰かに食べられる前に、私が食べるのです!」


 そうして茉莉は部屋を出て、冷凍庫に向かった。

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