第2話
「はぁ!?不倫!?」
「ちょ、声大きいって!」
私は幼なじみ2人を呼び出した。女の子のほうは双子の妹の
「多分私が考えるにはね……」
「というか蓮実は昔から人に敏感だよな」
智洋はパフェを頬張りながらそう言う。
「俺の恋愛に関して無関心なくせに……」
「というか!旦那裏アリかな……」
沙耶香は智洋をそっちのけ前かがみで話す。
「今回は匂い……」
「あいつ匂い系苦手で、蓮実は香水とか好きだったけどやめたもんな。ちょっと調べてあげるから」
智洋はそう言うと持っていたスプーンを私の口に突っ込みパフェをもぐもぐする。智洋はパソコンを取り出すとある映像が出てくる。
「実は昨日たまたま照史を見かけたときに俺の会社の近くでアポもねぇからおかしいなって思ったんだよ」
そこには女の人と手を絡めてながら歩いている旦那の姿が。そして次の瞬間キスをして私はショックを通り越して失望した。
「これは不倫確定でいいよね?」
「そうだな」
「だね」
2人はそう頷く。正直好きだったけど、もううんざりだ。
「だけど日が浅いから不倫の成立もまだ成り立たない。今まで女の子のものとか匂いがまったくなかったから、本格的に付き合いはじめたのは昨日かな」
「そうね。蓮実推察力本当に高いよね」
「俺協力するぜ。俺の大切な人を傷つけたからな」
3人で拳を合わせ
「絶対に勝とう」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます