倒すべき英雄が残ったままで完結なんて勿体ない

まだ倒すべき英雄が四人残った状態での完結は勿体ない。
謎はまだまだてんこ盛。
だってテオスに選ばれる基準も不明、戦闘力が基準ならエークシがテオスなわけないし、善良さとか、自己犠牲的正義感──ミアのような人が選ばれているわけでもない。名前しか出ていない残り三人は、どちらかというと悪党寄りに思えるし。
何よりもミデンを育てた師匠にはいったいどんな思惑があったのか。
まだ幼いミデンに英雄を倒せ、と言っておいて自身は英雄の力を捨て去ったという。捨てる前なら自分の力で六英雄も倒せただろうに。なんかミデンがひとりぼっちになった襲撃もミアが言う以外に裏があるのかと勘繰ってしまう。
本当に謎だらけ。
好青年のミデンが苦悩するばかりになるのは可哀想で見ているのも辛いけれども、自身に纏わるかもしれない謎はミデンだって解明したいはず。
謎が全て解ける日が来ますように。