第4話 2日目
「う、うーん……」
窓から日差しが差し込む早朝、目を覚ますと、胸の上にいる少女の寝息が聞こえてくる。
「すぅ……、すぅ……」
俺は顔を少し上げてお腹の辺りを見た。
そこには両手を猫のように丸めて目を瞑り寝息を立てる少女がいる。
「寝てるのか……」
俺は起こさないように彼女を胸の上から両脇を持って抱き上げ、ずらすようにソファーの上に移動させる。そしてソファーの足元に落ちていた薄茶色のブラウケットを拾い上げると、少女の身体の上にかけた。
ぐっすり寝てるな……
瞑った瞳の長いまつ毛とりんごのような紅潮した頬が目に入る。小さな口からはか細い呼吸の音が漏れていた。自分以外の人間が家にいることに不思議に思え、俺は確かめるようにそっと彼女の頭を撫でた。
手のひらだけで顔を覆ってしまうその小ささ。ふと雛鳥のような愛しさを感じ口角が上がってしまう。
そうしてしばらく撫でると立ち上がり、玄関へ向かって歩いた。
玄関の扉は板を縦に並べて蝶金具で止めた簡素なものだ。それにスライド式の長方形の板の鍵と鉄の輪っかの取手がついている。
俺はその扉の鍵を右手に引くと、取手を掴み扉を開けた。ギィーと乾いた木が軋むような音がし、扉の隙間から光が入って薄暗い室内を照らした。
外に出るとそよ風が肌を撫でた。家の前は木々が覆い、その隙間から朝日が差し込んでいる。木の枝に止まる鳥のさえずりが聞こえ、身長の2倍ほどある前の樹木に丸々とした姫スズメが3匹止まっていた。
姫スズメは茶色い帽子を被ったような模様で首には白いラインが入っている。ほっぺに楕円形の黒い模様があり、お腹は白くふわふわしている。春から秋にかけては羽毛は茶色いが、冬になると真っ白になり、雪に溶け込む。別名、シマエナガとも呼ばれる。
「キュぴっ、キュぴっ?(お母さん、お父さん、大きな建物にいるあの生き物はなに?)」
「ピピピッ(坊や、見ては行けません。あれは羽を持たない劣等種です)」
「ピルっピピピッ!(そうだよ坊や、羽を持たないで地面に這うなんて惨めだろう。見ろ、あの間抜けそうな生き物。空は我ら鳥類の聖域、あんな人間など目を瞑っていても捕まらない!)」
「ピィーーーー!」
空から飛来した小型の魔物により、1匹の姫スズメは上空の彼方へと連れて行かれた。
「チュピー!!?(お父さん!!?)」
「キュピピィー!(あなたー!!)」
「チュピっチュピッ!(大変だ! お父さんが連れて行かれちゃった助けなきゃ)」
「チュッピピ! (ダメよ。坊や、あなたはここで待ってなさい! 私が助けてくるわ。大丈夫、お母さんは昔、
「キュピ? キュッ、キュピー!(そうなの……あっ! お母さん! 前!)」
「ピッ?(え?)」
「ピィーーー!」
もう一体の小さな魔物が飛来し、羽ばたき始めた姫スズメを捕まえて白い雲の彼方へ連れて行った。
「チュピピっ!(お母さーん!)」
1匹の姫スズメの叫び声が声高に空に響く。
「今日も平和だな」
俺はそんな光景を見ながら背筋と左腕を上げてストレッチをするように伸ばした。
ストレッチをすると、固まっていた身体がほぐれ、心地よい。
そうして外の空気を吸い、部屋に戻った。
部屋に戻ると、2階に行こうと階段の手すりに手をかけ上がった。しかし、上り始めて途中でふと、少女の様子が気になり、立ち止まって顔を向けて見下ろすように確かめる。
顔は見えないが、彼女はまだ眠っているようだった。ソファーの上から微動だにしていないのがその証拠だろう。
2階に上がると1番奥の部屋に行き、扉を開けて中に入る。そしてこもった空気を変えるため窓を開けて空気の入れ替えをし、新鮮な空気を取り入れて少女の部屋のベットからシーツを剥がして行く。
剥がしたシーツはひとまとめにして床へ置く。それから少し湿り気のあるベットマットを窓から屋根の上に出して天日干しする。
シーツは1階へ運んで、風呂で使用した木のタライの中に入れる。そのまま俺は外へ持って出た。
家の前はウッドデッキで地面より少し高い。なので階段で上り下りをする仕組みとなっている。その階段を下り、湧き水を樽に掛け流しで溜めてある家の脇までタライを運ぶ。
湧き水を溜める樽は前半分の上部2割ほどをカットしてあり、水が満ぱんにならないような加工を施してある。そして樽の上に竹を敷いて荷台として、水を掬うための桶が置いてあった。
俺はその桶を手に取ると水はシーツ全体が浸かるまで湧き水を入れた。
そうしていると家の扉からぴょこっと少女が頭を出し、俺の行なっていることを覗き見始めた。
「起きたのか」
視線を下に向けたまま話しかけたせいか、少女はビクッとして首を扉の中に引っ込めた。そして半分ほど顔を出してこちらの様子を伺うように覗き見る。そして俺と視線が合うとすぐに目線を下に向けた。しかし、俺が少女から視線を離すと少女は再び俺の事を見始める。
「…………」
俺は少女をそのままに、草が生えている地面までタライを運び、靴を脱いで裸足になって、タライの中に足を入れる。
ぽちゃっーー
ひんやりとした水の冷たさを感じながら、足で踏みシーツを水で洗って行く。
「…………」
少女はそんな俺の姿をじっと見ていた。
「やるか?」
俺は何度かシーツを足踏みした後に話しかけた。
「…………っ!!」
少女は俺から言葉をかけられると思っていなかったのか、その場で視線を右や左にあたふた彷徨わせて、首を横に振って扉の影に隠れた。
「…………」
そして扉の影から少しだけ顔を覗かせる。
可愛いな……
いや、違う違う。
嫌われているわけではないと思うが、少し距離を感じる。
昨日でだいぶ距離感は縮まったように思えたが、まだ簡単に気を許すまでは近づいていないようだ。
「俺は他にもやることがあるから、手伝ってくれると助かる」
足踏みをしながら独り言のように呟く。
すると少女は扉の影からおずおずと出てきて、慎重に階段を一段ずつ手を使って降りてきた。彼女の背丈だと少し階段が大きいようで、降りる姿が一生懸命で見ていて可愛らしい。そして少しずつ時間をかけながら警戒するように俺に近づくと、自信なさげに胸の前で両手を合わせて指をいじるようにモジモジさせ俺の顔色をチラチラっと伏せ目がちに見上げてきた。
何この可愛い生き物……
俺は目に片手を当てて天をを仰ぐ。こうしていないとにんまりと頬が緩み切ってしまう。
危ない。可愛い。
あやうく意識が彼女の可愛さにのまれるところだった。
「やってくれるか?」
「…………」
俺の言葉に少女はコクンっと頷く。俺は彼女の脇を抱えるとそのままタライの中に入れた。そして彼女の両手を支えながら一緒に足でふみふみした。
ふみふみしていると彼女が後ろを振り返りその丸い瞳で俺のことを見上げてくる。俺の様子を伺っているだけだと思うが、そのくりくりした目が可愛くて俺は目を逸らした。
しばらくして水を取り替えると、今度は石鹸を使って泡立てて洗っていく。踏み洗いの方は少女に任せ、俺は昨日、汚れてしまった服を洗濯板で一枚一枚、丁寧に洗っていく。
少女は小さな足でシーツをふみふみした。彼女が足を踏み込むたびにバシャバシャと水飛沫が上がり石鹸の泡が足を包み、舞い上がった泡がシャボン玉のようにいくつか空に上がって行った。
少女は足踏みに夢中のようでモコモコ羊の毛のようにタライから泡が溢れ出ていた。
「もういいぞ」
声をかけると少女は我に帰ったようにすぐ足踏みをやめた。
俺は少女をタライから両脇を抱えて出した。そしてシーツを水洗いすると物干し棚のロープにかけて広げ、2本の枝を紐で縛った洗濯挟みで止めていった。
その結果、庭先にはシーツと洋服が太陽の日を浴びながら風になびいた。
「飯にするか」
俺は隣にいる少女にそう声をかけた。
彼女は俯いたままだが嬉しそうに口元を上げてコクンっと頷いた。
使い終わったタライを玄関の隣に立てかけ、扉を開けて室内に戻ると、少女は俺の後ろをついて玄関の中に入った。
「暖炉のところで遊んでていいぞ」
俺の言葉に彼女は俯いたまま頷いて暖炉の方へと行った。
それを見送り俺はキッチンに行く。
戸棚から鉄製のフライパンを取り出し、コンロに置く。そして薄く油をしいて十分に熱する。そこに台の角に叩きつけヒビを入れた卵を片手で二つ割り入れ、ジューという音と共に油が跳ねて、透明な卵白が白く染まって行くのを眺めた。
今日のメニューは白小麦の食パンをコカトリスの卵のマヨネーズ、モーというずんぐりむっくりとした牛のミルクから作ったバターを塗り込み、そこに幸運豚のハムと魔法レタス、雫トマト、目玉焼きを2枚の食パンで挟んだ、素手でも簡単に食べられる料理だ。
加えて、少女のスプーン練習用に小さく賽の目切りされた黄金ジャガイモが入った、表面に軽く緑のスパイシーバジルをかけたトマトのポタージュを添えてある。
完璧な朝食だ。
一人の時なんて、凝った料理を作るのがめんどくさくて石炭パンを作り置きのスープに浸して食べるくらいしかしないのに、少女の前だと見栄を張りたくなる。
そう考えごとをしているうちに料理を作り終え、俺は暖炉のソファーに膝立ちして、背もたれからぴょこぴょこ顔を出したり下げたりして食事を楽しみにしている彼女に声をかけた
「メシにするぞ」
「……!!」
ソファーを降りると少女は俺の元へ近寄ってくる。そして俺の顔色をうかがうように俯き気味で見上げ、つぶらな瞳でチラチラと目線を向けてくる。その仕草が子犬みたいで可愛い。
おー、よしよし……
無意識に手が頭に伸びていた。
頭をくしくしと髪を撫でられて少女はまんざらでもない様子だった。
彼女の黒髪はさらさらしていて触り心地がよく、ほのかに柑橘類の匂いが漂っていい香りがする。石鹸に入っていた香料の匂いだが、ずいぶん長く持つことに驚いた。
いい買い物だ。もし使い切ったら次もリピートして買おう……
それにしても本当に可愛いなあ。
おーよしよし、よしよし…………
はっ! 俺はいったい何を。
油断していた。催淫されていることにまったく気づかないなんて……
俺は彼女の頭から手を離すとゴホンっと咳ばらいをする。
「昨日と食事をした席がお前の席だ」
俺は彼女を椅子に座らせると自分も向かい側の席についた。
まったく油断も隙もない。少し気を抜くと彼女のペースに飲み込まれてしまう。
「今日の糧にありつけることを冒険の神、イディアに感謝を」
テーブルに肘をつき両手を組んで目をつぶり祈りを捧げる。
俺の行動を見て、少女も見よう見まね真似するように手を合わせた。
「冷める前に食べるか」
俺がテーブルの上のサンドイッチに手をつけかぶりつくと少女は座ってその様子をジッと見ていた。
「なんだ、見てないで食べろ」
「…………」
俺の言葉に少女は少しだけ俺にチラッと視線を向けただけで食べようとしない。ただ、食べたくないというわけではなさそうだ。お預けをされている犬のように口は半開きで涎が垂れている。目線は目の前のサンドイッチに釘付けで、催促するようにチラチラと俺に視線を向けてくる。
まさか、テーブルの下に置いてほしいってわけじゃないよな?
俺は手についたマヨネーズを舐めとると、立ち上がり彼女の元へ行き、皿をテーブルの下に置いた。
その瞬間、少女がパァーと満面の笑みを浮かべ、椅子から降りる。そして床に両手をつき四つん這いになり、手を使わずに口だけで、パンや具材を一枚一枚剥ぎ取るように食べ始めた。
昨日よりは品がある食べ方をしているように見える。しかし、犬食いなのはいただけない。
「ちょっと待て」
俺は床に置いた皿を持ち上げる。
昨日の今日ではさすがに無理があったか。
パンの耳をくわえた少女が物欲しそうに見上げ、お預けを食らった犬のようなつぶらな瞳でお皿を下ろしてと訴えかけてくる。
その可愛さに屈した俺の意思がつい手を床に戻しそうになる。しかし、唇を噛んでグッとこらえた。痛みで我を見失なわないようにしないと可愛いさに押し負ける。これが本当の調教ってやつか。
俺は舐めていたぜ。
「あっ……うっ…………す、座れ」
キュルルンとした視線の攻撃は続く。食べ物を前にした時の少女の前向きさは異常だ。普段は目を合わせないのに、この時ばかりは正面からまっすぐ見つめてくる。
あぁ! 手が……手が……言うことをきかない! お皿を下に置こうとしてしまう。
「そ、そんな目で見てもダメだ! 椅子に座れ!」
俺は焦ったあまり強い口調で言ってしまう。
その瞬間、少女が肩をビクッと震わせ、その場から逃げるように椅子の陰に隠れた。
俺は金縛りが解けたように自由が戻り、大きく深呼吸をする。
なんだった、今のは……
本当に一瞬だった、意識がはっきりしているのに身体が言うことがきかなかった。催淫にしては魅了されている感じは薄かった。何より精神的に支配され屈服させられている感じに近かった。
こいつが何か魔法でも使ったのか?
しかし、少女から魔力を使用した痕跡はない。ただ、不自然なくらい部屋には魔力が漂っていた。
「ほら、ちゃんと席に座れ」
俺は椅子の影からチラチラ顔を出してこちらの様子を見る少女に言った。
「…………」
「…………」
俺の顔が怖いのか、少女は目を合わせるとすぐに視線を伏せておどおどしながら手を自分の胸元の前でこまねいている。
「怒鳴って悪かった、別に怒ってない……席に戻ってくれ」
俺の言葉に少女は、肩を縮こまらせながら慎重に俺の動向を観察するように視線を向け席へと座った。
俺はキッチン行くと手頃のタオルを鍋に入っていたお湯を注ぎ温め、それで彼女の手を拭いた。
汚れはついていなかったが床についた手で食べるのは汚い。
「…………」
手を拭かれている時、少女はジッとしていた。色白で小さく陶器人形を触っているように冷たかった。
「ほら、持って食べてみろ」
拭き終わるとサンドイッチを彼女の両手に持たせる。
すると彼女は困惑し戸惑うように俺の顔を見上げた。
「こうやって食べるんだ」
俺が手本を見せるようにサンドイッチにかぶりつく。
いくら彼女でもこれで食べ方はわかるはずだ。
しかし、少女は手にあるものを口にしようとはしなかった。
むしろ困っていた。
「食べれないのか?」
ーーコクっコクっ。
彼女は俺の言葉に頷いた。そしてサンドイッチを皿に戻してジッと見つめる。口の端からは涎が糸を引くように落ちた。
食べたくないわけではないようだ。
仕方がなく俺はサンドイッチをキッチンに持って行き、包丁で四角く6等分に切り分けた。
それを少女の手に握らせ口へ持って行かせる。
しかし、口の前で持ったまま食べない。
仕方がないので、変わりに俺が他のサンドイッチのピースを持って口に運ぶ。
すると少女は口を開けてパクりと食べた。
「やっぱり人の手からは食べれるのか……」
口の中にサンドイッチを頬張りもきゅもきゅと口を動かす少女。もう一つ口に運ぶと今度は自分の手でも持って口の中に入れる。さらに渡すと、口の中に入らないのに無理やり詰め込もうとする。その姿を見ているとまるでリスが頑張って頬袋にエサを詰め込む姿に見えてくる。
可愛い。
はっ! 違う違う。
「そんなに急いで食べなくてもいいぞ」
「………」
少女は口の中のものをゴクリっと飲み込み。頷いた。
理解してくれたようだ。
「こいつは飲めるか?」
トマトのポタージュを持つと俺は少女に見せてスプーンですくって飲んだ。
「うまいぞ」
今度は少女にスプーンを持たせて、彼女の手を俺が動かしながらすくわせてみる。それはできた。しかし、口に運ぼうとすると、手に力を入れて彼女は抵抗した。
ぐぐぐぐっと強い力でスプーンと反対の方に顔を向けて拒絶のサインを出す。
「トマトは嫌いか?」
力を緩めて尋ねると、少女は反抗をやめて俺の顔を見据えフルフルっと頭を横に振った。
「飲みたいか?」
コクっコクっと頷いて、床を指差す少女。
どうやら下に置いて欲しいようだ。
しかし、それはできない。
俺は彼女の握っていたスプーンを受け取り、スープを掬って彼女の口の前に持って行った。
すると少女は待っていましたとばかりに口を開けてパクッと美味しそうに口に入れた。しかし、足りないのか物欲しそうに次のスープを催促するようにくぅ〜んと見上げてくる。
「これは教えるのに手がかかるな」
生まれた気質の問題か、それとも人が与えるもの以外はテーブルの上から食べてはいけないと教え込まれているのか、どちらにしろ教し直さないと、外で飯を食べるのは難しい。
一人暮らしの時は外食が多かったので、早めに外で食事をとりたかったのだが、まぁ仕方がない。しばらくは手間がかかるが料理をしよう。
それにもし、このまま教え直さずに食べに行ったら、俺は少女を犬食いさせる男として好奇な目で見られるだろう。
良くてお店を出禁にされるか、最悪衛兵を呼ばれる。それだけは避けたい。
俺がはぁーとため息をつくと奴隷はきょとんとした顔でスプーンが口の前に置かれるのを、両手を膝の上に置いてそわそわしながら待っていた。
仕方がないので彼女の口にトマトスープを運ぶ。すると嬉しそうにスープを飲む。俺はそのほっぺを軽くつねる。
「お前のせいだぞ。わかってるのか?」
彼女は訳がわからなそうに首を傾げた。
「???」
その姿も可愛くて困った。
うっ、また脳が侵食されている。
こうなったら暗示で防ぐしかない。
少女が好きじゃない。少女が好きじゃない。
大人のお姉さんがいい。大人のお姉さんがいい。
そう、できればナイスボディがいい。
胸はつるぺた、お腹はぽんぽん丸くてぽちゃっとイカ腹で触り心地が良い。お尻は小さくて……
ん? それはナイスボディか?
まぁ、いい。
こうして嘆いていても仕方がない、少しずつ直していこう。
「たくさん食べて大きくなれよ」
俺はテーブルに肘をつき手の上に顔を乗せた。骨と皮しかないこの少女がどう大きくなるのか想像した。
「クックックッ」
「?」
不気味な笑みを浮かべる俺を少女は不思議そうに見ていた。
奴隷少女調教 二村 三 @333323333
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