サイカイ

 其れは見えない雨の降る夏の日の影。夏の日に再会し、共に過ごした小さな町での不思議な日々。あのほろ苦くも暑い、不思議な彼女といた物語である。

「うん。暑い」

 昼も大分下った頃、しかしまだ高い日差しに容赦なく焼かれながら、奏は緩々と下校の途に着いていた。

 アスファルトは暑さのピークに溜め込んだ情動をゆっくりと吐き出し、道の脇の木陰は逆に太陽の光を浮き立たせる。山沿いの緩やかな坂道の先はゆらゆらと揺らいでくねり、夏の景色と暑さを加速させていた。

 なんでも今年の夏は猛暑らしい。この前コメンテーターが涼しそうなスタジオで言っていた。

「今年は猛暑、って言っても、去年もその前もどれだけ暑かったかなんて覚えてないけどね」

 こんな事なら寄り道しないでバスで帰れば良かったと後悔しながら、奏は制服のシャツをパタパタさせて当面の熱を逃がす。

 二十年前から限界集落を集めて作られたこの千沢町は、海沿いの盆地の町で夏は随分暑い。しかも其々の集落の有志達の寄付や援助が発展の血流であったため、発展がまちまちなのだ。学校施設や学校付属の図書館などが豪華な一方、まだまだ冷房の利いた施設は少ない。

「まぁ、そんな寂しい事ばかりに、目がいく季節でもないけど」

 文句ばかり思ってからちょっと反省する。夏は割かし好きな季節なのだ。何の気なしに反省してから、ちょっとしっとりした気分になる。

「うん。楽しい思い出も在る季節だ。楽しい事は覚えてる」

 去年の夏だとか、その前の夏だとかの記憶は定かではないが、逆に子供の頃の夏は酷く鮮明に覚えていたりする。断片的にではあるが、千沢町に越す前の千鶴沢の事。あいつの事。野を駆け回ったり、妙に美味しいかき氷を食べたり、他にも楽しい気持ちのいっぱい詰まった季節だ。それを今、暑さ程度で楽しめないのは損をしている気がした。

「ま、記憶は美しく……なんだろうけど」

 きっとそうだろう。記憶の夏に暑さはない。ただ陰影だけが綺麗で、匂いだけが懐かしい。

「でもシャキッとしなきゃな。じゃなきゃ今も、今を思い出す未来でも楽しくない」

 奏は自分で言っておいて、何言ってんだか、と笑った。やっぱり暑さに浮かされているのかなと顎を掻く。

「ここ……」

 奏が足を止めたのは、きっと、そういう事への照れ隠しも在ったのだと思う。殆ど通らないこの道で、『懐かしい』と思える物を見付けたのだ。

 奏は道の脇の影に入っていく。懐かしそうに見上げたそれは、山に続く階段。

「そういや『鶴賀神社』、ここにも在ったっけな」

 奏はまるで十年来の友人に会ったかのように懐かしんだ。

 此処は空白の記憶に点在する場所。埋めるべき美し。鶴賀神社と言えば、十年前に『あいつ』と保護された場所だ。何をしに行ったかは仔細覚えてないが、嵐から守ってくれた場所である。

「鶴沢に在った鶴賀神社を、移したんだっけ?」

 うろ覚えのそれは正しくない気がしたが、懐かしむにはそれで十分。細かな心の動きは知らないし、機微は関係ない。ただ結果として懐かしく、気が付いたら石段に足を掛けていた。

「行ってみるか、涼しそうだし。十年ぶりになるのかね?」

 理由は無性に。嵐の日に付いた左腕の傷に誰かに触られた気がした。


 神社とは常世と隔絶した異界である。神様を囲み、閉じ込め、崇め、そして奉る。その一種独特な祭りの結果として、取り返しの付かなくなる位神社となるのだ。つまり神の社とは名ばかりで、神が逃げない様に木で囲い込んだ結界。酒や踊りや信仰で縛られた神は動けず、ただ人を見、眺め、助けていく事になる訳だ。

「ふむ…感慨深い人間のつもりはないけど、流石に情緒は感じてしまうなぁ」

 勿論そんな神の監獄の醜さ、成れの果てなど論ずるまでもなく、神社は理屈ではなく感性を打つ醸感の景色。古い木造と木々、夏の光が織り成す光陰は、心に響く物がある。

「懐かしくはないなぁ……当然ながら」

 長い石段を上り、鳥居を潜り、広くはない境内に入る。隔絶された雰囲気に外界の暑さが和らいだ気がして、静かが深くなった気がした。他に人が居ないからか、狭いという印象もなく、石畳がなんだかずっと続いているみたいな錯覚に陥った。

「誰も居ないな。さすがにこの時間に来る物好きは居ないか」

 奏は自分の事は棚に上げて境内を進む。

 簡素な道を進む先に寂れた本堂が有り、脇にお堂が聳える。それらを覆う様に高い木々が生い茂り、神社の大部分に影を作っていた。神社は人工物というよりは、山の中にポツンとある人間の最後の砦みたいな所だった。

「潮の匂いがするな」

 奏は鼻をひくひくさせた。まぁ海は町の南側で、鶴賀神社は北側なので気のせいっぽいが。

「にしても子供の頃の鶴賀神社は、もうちょい人が居た気がするんだけどな」

 奏は不満そうに呟いて、本堂に掛かる鈴の紐に触った。鈴は錆びて鳴らなかったが、紐はひんやりと冷たく、肌触りが気持ち良かった。

 子供の頃はこの鈴が好きで良く鳴らしたっけ……

 奏は懐かしく思い、もう一度紐を揺すった。すると、

 チリン―

 鈴はやっぱり錆びていて鳴ることはなく、佇む奏の頭は霧の中に音を聞いた。

 チリン―

 もう一つ無音。そこで―

 ……昔?

 ――奏の意識がグラリと揺らいだ。

 瞬間、自分としての色彩を失っていく。グラグラと足下が傾ぎ、身体の内側が回転して、外側と入れ替わっていく感触が浮遊感に絡み付いていく。

 きっとそれは何かを盗られたか与えられた副作用だろう。きっと声を持たない誰かが必死に何かを伝える為のツールを探していたのだ。

 だから奏はそのうろ覚えの昔を…

「……昔?」

 ……今この一瞬は思い出せない事に気が付いた。

 ジジ――

 何かが壊れる音がした。欠陥に気付いた瞬間、色が反転。意識が澄み、世界が先鋭化する。剥き出しになった神経に繋がれている空間そのものが歪んでいるらしく、鋭くなったのにグニャグニャする。

「うぅ……」

 酷く気分が悪い。吐き気を催し、体が揺らぎ、流れていく。足下はすぅっと消えてゆき、何者かに掴まれ宙に投げ出された気がした。

「あ……」

 そしてフワリと、浮遊感。奏を掴む腕は優しく、けれど無情に、乱暴に、無造作に振り回す。接地感を奪われて、浮遊感をこじ開けた喉に流し込めるだけ流し込まれた後、

「……なんだ?どうしたんだ?」

 勿論初めの瞬間から、奏は何事もなくその場に立っていた。

 一瞬で貧血になり、一瞬で回復した気分。境内には微かに子供の声が聞こえ、夏の暮れの冷たさが満ち始めたばかり。何も変わらない何時ものあの場所だ。

「狐にでも化かされたかな?」

 何か変な事に会った気がして、奏は首を捻った。自分なんかを化かして何になるかも分からないが、トラウマ一つ残さないとは、狐も地味な事をする。

「リアクションも、話のタネにもし辛いな……ん?」

 しかし、いつもと変わらない昔の中に一つ異質が在った。

 これは女の子の泣き声?

 耳を澄ませると、遊ぶ声の中に女の子の泣き声がしたのだ。まぁ子供の事だ、喧嘩でもしたのだろうと思う。けれど、はしゃぐ声と泣き声が全然別の物に感じた。

 普通、喧嘩でもあったら子供達は遊ぶのを止めるか、もっとワザとらしくはしゃぐ筈。それなのに、はしゃぐ声は単純に帰る前の残り僅かな時間を楽しもうという気持ちだけで大きくなっていく。

 だからはしゃぐ声と泣き声は乖離し、混線するラジオみたいな気持ち悪さを感じさせた。

「ったく…放っておくってのもなぁ」

 奏は面倒だなぁと溜め息を吐き、泣き声の主を探す。

(この裏?)

 どうも泣き声は本堂の脇のお堂の裏から聞こえてくるらしい。奏は声を追って、お堂の裏に回った。

「え~…と、居た」

 神社の表側は、しっとりと、という表現が合う場だった。しかし裏に回ると、ジメッとしたという表現が近くなる。そんな陰が密度を上げた暗く悲しげな影の中で、綺麗な赤と黒の着物を着た女の子が蹲っていた。

「あ~、君。どうしたの?皆と喧嘩でもした」

「……」

 奏は覗き込むような形で、出来る限りの猫撫で声をした。しかし女の子は蹲ったままこれといった反応をしてくれない。奏を怖がっている様子はなく、寧ろ完全な無視と言っても良いだろう。

(う~ん、嫌われたか?嫌われる理由が分からないけど)

 奏は持て余し、難題に頭を捻った。

 だからって、――抱き締める術も知らなかったからああなった、あの頃とはもう――

「ん?」

 と、そこで奏はある事に気が付いた。

(あれ?この子……泣いて何かいないぞ?)

 泣きじゃくっている筈の背中は揺れていないし、声や嗚咽を絞り出す身体の動きもない。そもそも奏は知っていた。『この子の泣き声はあれじゃない』と。

 じゃあ泣いていたのは、誰なんだ?本当に泣いていたのは、一体誰?

 奏は首を傾げ、女の子の脇にしゃがみこんだまま辺りを見回した。目に入るのは木々とお堂の裏側だけ。目に付く所には誰も居らず、こうなると落ち付かない。

「どうしたものかな?」

 泣き声は気になったが、その主が見当たらない。建物の中から聞こえる響きではなく、とすると森の中という事になるのだろう。が、この森は洒落にならないのだ。通称『迷い茨の森』。狐が住むというこの森は、迷い込んだら二度と出て来れないと有名だ。

 言い伝えによれば、それを回避する方法は二つ。一度通った道ならば通れる。ただし行きは良い良い帰りは怖い、通った道でも向きが違えば通れない。もう一つは森の管理者の狐に通してくれと頼む事。気紛れで通らせてくれる事もあるらしい。ただし噂では狐は現在行方不明。

 つまりは道も知らないし、獣の知り合いもいない奏では、泣き声の主を探す事が出来ない。

「この子も放っておけないし、どうしろと?」

 奏は溜め息を吐き、その子に視線を戻した。そして、

 ギョロリ

「うわ!!?」

 自分を見る巨大な目に会った気がした。その瞳は虚ろで凄く深くて、全てを吸いこんでしまいそうに感じた。

「なんだなんだ?今のは」

 しかし慌てて目を凝らすも、巨大な目など何処にもない。

「ジーーー」

「う……何だよ、やっぱり泣いてないじゃないか」

 代わりに出会ったのは、奏を覗き込む可愛らしい目。蹲っていた女の子は何時の間にか奏の方に身体を向け、値踏みするように顔を眺めていた。

「え?あの……どうしたの、急に?」

 泣いていたと思っていた子の唐突な無表情に戸惑う。妙に大人びた幼い顔に驚きつつも、奏は努めて冷静を装った声で尋ねた。

 ジーーーーーー

「いや、だからあのさ……まぁ、いいや」

 けれどやはり反応はなく、全く表情の読めない、ガラスの様な瞳だけが奏を追って来る。

 その目は腫れてもないし、頬も涙で濡れたりはしていない。そもそもこの子には口が無く、つまりこの子はやっぱり泣いてなどいなかったのだ。

 なら、泣いていたのは誰なんだ?

 誰かが泣いているは確実なのだ。それがさっき忘れていた正しい昔だから。だから探してあげなくてはならないのだ。口を持たず、曖昧な目のこの子の代わりに。

 しかし、目の前の女の子があの日のアイツに歪んで見えたその瞬間である。

「なっ!!」

 女の子は立ち上がると、暗い森の中へに駆け出したのだ。

「バッカ野郎!何してるんだ!!」

 慌てて立ち上がった時には、既に女の子の姿は森の中に消えていた。ガサガサと枝葉を掻き分ける音がするだけ。瞬間、ブワッと冷たい汗が蒸気と成って肌から飛び出た。

 だって大人だって、どうしようもない森の中だ。それが子供一人入ったらどうなる?

 迷って出られなくなって……死んじゃうかもしれないじゃないか!

「どうして子供っていうのはこうなんだ!」

 奏はかぁっと熱くなって叫ぶと、女の子を追って自分も森の中に入っていたのだった。


 ガサガサガサ

 深い森。木が神経に絡み付き、目を塞ぎ、神経を鈍化させていく。暗い視界は思いの外心を引っ張り、葉が含む水分が妙に腕に絡み付く。蟲の様に森は蠢き、宇治の様に地は囁き、体力も心も蝕んでいく。

 もうどれ程進んだか?必死になって走る内に、時間の感覚も距離の観念も、疲れの概念さえ綻んでしまっていた。

『ソウちゃん、大丈夫?重くない?』

「待てって!待ってくれ!」

 奏は前を走る女の子を呼ぶ。けれどきっと叫び続けても、女の子は止まっちゃくれない。きっと呼ぶ事も追う事も、無駄なんだろうなと心の何処かで悟った。

「痛っ!?」

 どう本気で走ろうとも、生い茂った木々が行く手を阻み、女の子に追い付けない。枝、葉、根、地面。全てが意地悪く絡み、塞ぎ、覆い、阻み、纏わり着いてくる。

 奏とは対照的に女の子はこの走り難い木々のカーテンの中で、全く障害を苦にしていない様子。黒緑に埋め尽くされた此処で、木を避ける動作、枝を潜る挙動、根を飛び越える所作、茨を引き千切る挙動、それら全ての減速がないのだ。動作が速いというレベルではなく、動作其の物がない。木々をすり抜けている訳ではないのだが、森をすり抜けているとしか思えない。

『ううん。大丈夫、ソウちゃん。私も持たないと。お祭りだもん』

「どうなってるんだ?これ」

 奏は泣きそうになった。思えば奏はここで引き返すべきだったのだが、既に彼は疲労困憊で、ただただ無駄だと察した事を繰り返す事しか出来なくなっていた。

 ガサガサガササササ

『そうじゃないと一緒に居られない』

 今どこら辺だ?俺の知ってる場所なのか?

 心配ばかりが無駄として廻る。とことん突き詰め、とんと無力。グルグル回る堂々巡り。矛盾直線先行き見えず。家を失って寂しいとか、迷子になって不安とかは違う感情。虚実の狭間で苛まれている訳でもなく、同じ景色、同じ心配が続くこの森に飽きたのだ。

 よく分からない淡々とした生の中で、延命以外の方法を忘れてしまいそうだった。

『うん。一緒に……ソウちゃん』

 ガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサ

 いつまでも同じ繰り返し。いつまでも同じ。繰り返し。同じ歩幅。変わらぬ足音、繰り返す。

 今の景色を何度でも。今の気持ちで何度でも。

 ガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサ

 奏はただただ疲れ果て。何時間、何年、幾星霜こうして歩いているのか?

 分からなくなる。

『一緒に……』

 一緒に?誰と?

 ガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサ

 ガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサ

 ガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサ

 ガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサ

 だから……いい加減限界なのだろう。言葉を知らない女の子は、これ以上のコミュニケーションを諦めた様に振り返り。

 ガサガサガサガサガサゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ

「うっ!!?」

 次の瞬間、奏は漆黒ではない闇の中に出た。

 コオオオオオオオオ

「お?」

 そこは風の丘だった。真っ黒な海を臨む高台。森が途切れた小さい原っぱみたいな場所で、真ん中に雄大な木が一本生えている。その先は山が崩れた様な断崖絶壁。

「………どうして此処に?」

 おとぎ話の舞台みたいなこの場所で、現実感を湛えて割と強く吹く風は、森の湿った空気ではなく潮の匂いのする風だった。

 ここは森と海の境界なのだ。町と海を隔てるこの山はかなりの場所が崩れていて、普通は誰も到達出来やしない。つまり誰も知らない秘密の場所。その場所は記憶となんら遜色なく、潮風と森風を綯い交ぜにし、今と昔の境界を曖昧にした。

 此処は奏にとって大切な場所だった。大切な、とても大切な約束をした所。

「ソウちゃん……」

 だから――奏の心臓がトクンと鳴った。

 此処を大切に思っている人、この場所を知っている人は奏を除いて一人しかいない。

 だから――それは夏の月が見守る夜。

 寒さとは無縁で、しかし燃え上がる情動とも無縁で。茹る様な暑さを持ち、炎は見せず、けれど確かに燃え続ける。

 ――だからそれが……

 大木をボウっと見上げていた人影が奏に気が付く。

 ミディの黒い髪、整った顔立ち、奏より頭一つ分低い背。可愛い子だ。全く以て見た事もない子。けれどもきっと、奏はその子を知っている。

 だってこんな辺鄙な所、二人以外の誰が来るのだ?

「え……君……奏くんなの?」

 それが本当に彼女の声なのかは分からない。なんせ十年も前の事なのだ。しかし奏は彼女の聞き慣れない声で落ち着いた。だって彼女は自分を知っているらしい。だったら奏も、彼女を知っているのがフェアってものだろう。

「……うん」

 高鳴る胸の鼓動を悟られない様に。不意打ちの出会いに腰が抜けそうなのを気取られない様に。奏はゆっくりと彼女に近付き、会ったらすると決めていた挨拶を投げ掛けた。

「やぁ、双樹。『おはよう』。久しぶりだね」

 その言葉に彼女はハッとした様だ。そして、怨みがましい顔で奏を見た。長い別離の時間に出来た幻想の殻は一気に破られたのである。

 ――だからそれが再会。

「奏くんなんだ……十年ぶりかな?」

「ああ。久しぶり。戻って来てたんだ?」

 祇蔵奏はこの夏にて、再び守上双樹と出合ったのだ。

 それがあの夏の日の出来事。彼女と過ごす、不思議な季節の再開だった。

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