第69話 手心
新協会長は魔法特化なのか、距離を取ると炎の奔流を踊らせて、範囲攻撃を放ってくる。
話の調子から俺に死んでもらうのは困るはずだが、一切の容赦が感じられない。
話によると魔力による体の変容が異形になる程進んでいるということだが、そのレベルで進んでいるというのに、手加減なしで対処しなければならないと認識しているのはどう見ても買い被りすぎだ。
人間である可能性もあり、即死はまずいため、手心を加えた方がいいかと思っていたが、自衛のために俺も本気でやった方がいいだろうか。
もし本当だった場合、長期間ダンジョンに監禁状態だった上に殺害などあまりにも救いなさぎるためやめておこう。
あくまで魔力突きを行うのは魔法だけだ。
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