第62話 中ボス
太陽の位置も時間の経過とともに動いていくので、確かなことは言えないが、徐々に層を向かうごとに中央に向けて移動しているような気がする。
普通のダンジョンであれば、上か下に移動するだけなので、かなり変わった構造をしている。
中央からまでの距離から考えて、ざっと100層くらい重ねれば中央に行けるだろうか。
今が50層なので、未到達を足せば150層くらいか。
基本的にS級ダンジョンが100層前後であることを考えば、S級以上のレートはまだ存在しないが、S +くらいか。
ここに大々的に人を呼ぶということだが、流石に攻略難度が高いのでそこまで人が集まらないのではないかという気がしてきた。
「世界は広いと言えども、Sは攻略完了しているところがほとんどないからな」
俺はここが転けても直接の被害は得るわけではないが、政府という国の最高機関が動いてるだけに規模の大きさから心配にならざるを得ない。
漠然と経産省の計画に不安を抱いしていると、前方から頭から2本の角を生やした着流しの男が近づいてきた。
鬼人のようだ。
今回遭遇するのは始めてだが。
大きな2本のツノと限りなく人に近い体持つという特徴にモロに合致している。
お互いに足を緩めずに進むと鬼人が抜刀した。
ーーー
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