第2話
「痴漢よー!!」
青海 冬さんが触れたかのような格好をしている。
「えっ、俺触ってない」
「私見たよー!」「うん、私も!!」
「本当に俺は触ってないよ!!」
「私の胸をこっそり触って来たのよ!!」
3人は大声を上げる。
そして、先生がやって来た。
「これはどう言うことです??」
「先生違うんです。これは」
「木宮が私のことを痴漢しました!!」
「俺はしてないよ」
「私も見てましたー!」「私も!!」
「証言者がいるようですね。とりあえず職員室に来なさい」
どっちみちここで言い合っても意味はないか
「わかりました。」
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職員室ではほぼが女の先生だ。生徒に合わせた、配置なのだろう。
「痴漢したって本当ですか?」
「してないです。」
「じゃあ、なんであんな所に行ってたんですか?」
「と・・・トイレに」
「成程、位置からして納得です。」
「俺は本当にしてないんですって」
「・・・とりあえず、このままでは貴方が本当にしてなくても今は不安が解消されないので、少し停学にさせて貰いますね」
「そんな」
「証明も出来ないでしょ。」
「確かに」
「私は別にあなたことを疑って訳じゃないのです。女子が多いこの学校では、貴方がいると恐怖する人が一部いるのです。」
「・・・それは仕方ないですね。でも、こんなの俺がしたって認めるようなんもんです。他の処置はないのですか?」
「悪いですけど、無いです。これから貴方の保護者さんに連絡して許可を取ります」
俺は先生に言われるままだった。
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「お兄ちゃん、聞いたよ。本当なの」
「俺はしてないよ!!」
「・・・ごめん、お兄ちゃん、わたし、わたし」
義妹は泣きながら部屋に篭った、
それから、義妹は部屋から出てこなかった。俺が冤罪だと判明する日までは
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