第21話 懐かしの文房具な話

いろいろあった今週でしたが、週末の金曜は仕事が終わってすぐ帰省しました。とりあえず土曜日は実家でのんびりして、日曜はお見合いの予定です。


ちと遅い時間に到着したけど、久しぶりに家族が迎えてくました。

実家には父と母、それに6つ年の離れた兄と義姉、三歳の姪っ子がいます。ちなみに両親はお見合い結婚ですが兄夫婦は恋愛結婚です。


まぁ早く帰ったからといってこれといった用事もないし、元の私室を発掘して懐かしさにでも浸ろうかな。

本棚をがさごそ。こういう事の定番、卒業アルバム発見。校長の顔はどうでもいいのでパラパラとページをめくる。

体育祭に文化祭、遠足、修学旅行、クラスで写ったものや部活風景など。同窓会で会った高橋君や佐藤。無愛想な私とポニーテールのゆーちゃんも載っててやっぱり懐かしいな。

この頃の私は早く大人になりたいとか思ってた気がします。


私が実家を出て一人暮らしするようになったきっかけは兄の結婚でした。

私が高3の秋、彼女を連れてきて両親に結婚のお許しをもらってた時の兄を見て、割とちゃんとしてるんだなぁとか思いました。

また、紹介された彼女、今の義姉さんは末っ子だったそうで、妹が出来ると嬉しそうに言ってくれて、なんか嬉し恥ずかしかった。

ただ、小姑が新婚さんと一緒に居るとなると、特に義姉さんに気を遣わせるのも分かってたので、私は高校を卒業して就職すると同時に家を出ました。一人立ちというか親元を離れた生活に憧れていた私には、いいきっかけだったと思います。


家を出た最初は、会社で借りていた一軒家が女性社員のシェアハウスみたいな社員寮だったんですが、隣の家が火事になって寮も半焼するという事件があり、私は今のアパートに引っ越すことになりました。

火事のせいで本当の独り暮らしになったのを期に、ソロ活動とその機材が充実していったのは必然ですよね。


そういえば押し入れに・・あ、まだあった。

使い古したペンケースを発掘。

中を開けると、削ってないエンピツと油性マジックの中字タイプが入っています。


これは高校生だった頃の初期装備、ディルド君の先輩です。初体験のあと、ナカで気持ち良くなってみたくて練習に使っていました。

今更ながらリアル文房具を洗って入れていたという事実がなんとも生々しい。アダルトグッズを手に入れるまで、ホームセンターでドライバーの取っ手を握って確かめたりしてましたが・・普通はそういう理由で工具見たりしない?


初体験は痛み以外は異物が入ってるってだけでしたが、痛いのは初めだけ、だんだん気持ち良くなるって話だった。

痛いのは終わったんだし、後は経験値を稼げば良い、そう思ってたのよね。

エンピツを出し入れして、それに慣れたら大きさアップでマジックを入れて・・痛くはなかったけど、なんか入ってるだけで気持ちいいとは思えなかったです。


反対にすぐ病みつきになったのがクリへの刺激。コレも最初はどういうのがいいか分かりませんでしたが、要するに直接だと刺激が強すぎたのね。

下着越しにさわり続けると、気持ち良くなれるようになりました。枕を挟んで擦り付けるのはこの頃からのお気に入りです。

ただ、いつもイク手前まで。これ以上はダメだ、我慢できなくなるからってやめていました。


クリを弄って気持ち良くなると濡れてくるようになったある日、濡れてから入れるのが正解だと、なんとなく理解できたからクリへの刺激を併用することにしました。


クリを下着の上から指で刺激する。まだしたいって思ったら枕を太ももで挟んで刺激しながら胸を触る。我慢するのが厳しくなってジュンッて濡れてくる。

ここで止めてたけど、下着を脱いでエンピツを入れてみる。なんか気持ちいいかも。

そのままエンピツを出し入れしてみる。痛くないし、なんか止めたくないんだけど・・足りない。

エンピツを入れたまま、もう片方の手でクリを直接触る。



!!



強すぎて腰が引けてダメだったのに、めちゃくちゃ気持ちいい。


さすさす、くにくに、くるくる、ぐいぐい、ぐにぐに


「んっ・・」

ヤバい。あの日のゆーちゃんみたいな声が漏れてしまう。我慢しなきゃ。


気持ちいい。


コレ、我慢できるかな。


我慢できなくなった時、どうなるのかな?


エンピツは入れたまま、クリを弄り続ける

「んっ・・!・・!!・・あっ!!」

ビクンッ!ビクンッ!


「・・はっ・・ん・・はぁ・・ふぅ・・」


こういうことか


イクッてこれなんだ♪




何処からともなくキンモクセイの香りがする頃。私は女の子のキモチイイを知りました。



ちなみにエンピツは抜けちゃってましたが、これ以来併用する回数が増え、ナカもそれなりに気持ち良くなるようになりました。

ナカだけでちゃんとイケたのはずっと先、ディルド君が我が家に来てからです。



ま、こんなことを考えてると抑えられないわけで、エンピツを入れみる。

そっか、前はまっすぐ出し入れするしか思い付かなかったからか。

六角形のエンピツを指先でつまみ、ゆっくりと、そしてだんだん激しく回す。入り口から奥へ、左右へ、前後へ。色んな所へ押し当てたり、擦ったりしてみる。


エンピツ、存外気持ちいいよ?


人差し指と中指でエンピツを捕まえて出し入れしながら、手のひらでクリも包み込みながら揺らすように刺激する。

自分の指では届かない奥もツンツンしながら、クリからも沸き上がる快感を抑え込めない。


「ん!・・!・・ふぅ・・」

ちゃっかりイケました




感想。家族と同居は緊張感が違う


久々に帰省し、自分の部屋に入ってしたことがコレって・・まぁ自称淫乱だし仕方なし?


まぁスッキリしないと考え事も進みませんしね。


はてさて、お見合い当日の服装とか、どうしようかな。







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