第6話 オドントグロッサム

あなたは特別です。


誰も、あなたの代わりにはなれません。


あなたのように頭が良い人はたくさんいるでしょう。


あなたのように優しい人も、リーダーシップがある人もたくさんいるでしょう。


それでも、あなたの代わりを務めることができる人はいません。


わたしには、あなたしかいません。


わたしは、あなたの遥か後ろにいます。


あなたに追いつくことはできません。


それでも、わたしはあなたを追いかけ続けます。


いつか、あなたの隣に立てるようになるまで。それがいつになるかはわかりません。


それでも、わたしは走り続けます。


だから、あなたはわたしのことをゴールで待っていてください。


どんなことがあっても、わたしは諦めません。あなたの隣にふさわしい人になれるように頑張ります。


花の名前を持つ君へ


オドントグロッサム…「特別な存在」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

花の名前をもつ君へ 蒼天庭球 @soutennis206

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ