原作第2話
先ずですね、前回僕はゴローがかわいいと書きましたが、ゴロ―の可愛さを伝える部分があまりにも雑でした。
なので、その部分を先ずは追記したいと思います。
年齢は確か明確には公表されてないんですけど、多分30代半ばぐらいだと思うんですよね。
産婦人科医でありながら、家族がろくに面会にもこない、余命いくばくもない幼い患者であるさりなを慮って、度々、彼女の病室を訪れた、という過去があります。
そこで、さりなが大好きだったアイドル【アイ】を知り、一緒に応援しているうちに、アイの虜になっていくんですよね。
患者さんの病室に訪れては、ライブ映像のDVDを流してサイリュウムを振り回す。
それぐらいアイに入れ込んでます。
そのアイが、突然診察に訪れる。
生のアイを見た興奮と、妊娠しているという事実を知ったショックが同時に襲い掛かります。
「ゲボ吐きそう~~~」って言う……ね。
そのシーンの表情や行動が本当にリアルに表現されていて、かわいいんですよ。
ファンとしては複雑ですよね。推しのアイドルが妊娠、出産。
本来なら知りたくなかった事でしょう。
けどゴローは産婦人科医。
医者の自分とファンの自分に折り合いを付けなければいけません。
そして、ついにアイに宣言します。
「僕が産ませる。安全に元気な子供を」
そこで、例のセリフです。
「僕はどうしようもないほど、君の奴隷だ」
そしていよいよ出産です。
そこで、ゴローに近付く怪しい影。
なんと、アイのストーカーに崖から突き落とされて、ゴローはアイの出産に執刀する事ができませんでした。
この部分は、原作もアニメも表現がめちゃくちゃ秀逸で、なんの知識も持たずに見てたら、死ぬの? 死なないよね? 這ってでも病院に戻ってアイの赤ちゃん取り上げてくれるよね? と読者を振り回した事でしょう
僕は残念ながら、先を知ってたので、うわぁこのタイミングで死ぬんかーって思って見てたんですけどね。
という所で、第2話に突入いたします。
おどろおどろしい終焉を迎えた1話から、雰囲気は一変しましたね。
なんとゴロー先生! アイの息子に転生したのです。
しかも前世の記憶を持ったまま、体だけが赤ちゃんです。
そしてとんでもない名前を付けられるんですね。
『
まぁ、それを差し引いても、これはとんでもない幸せなんじゃないでしょうか。
推しのアイドルの息子ですよ~。
推しのアイドルが無条件に愛してくれて、抱っこしてくれて、添い寝してくれて――。
これはたまんないですよね。
読者って多分、こういうの求めてるんですよね。
不幸な死に方をした後にはとてつもない幸せが待っていてほしい。
そんな人々の願望を叶えるのが転生物なんでしょうね。
そして忘れてはいけない。
もう一人、双子の兄妹がいます。
名前は『
アクアの妹です。
このエッセイに来られてる方は既に知ってると思うので、もう書いちゃいますね。
ルビーも実は転生者で、前世はなんとさりなちゃんなんですよね。
12歳で亡くなってしまった。
ゴロー先生に恋をしてたさりなちゃんです。
彼女はアイドルになりたかった。アイみたいな顔に産まれたかったと言い残して、亡くなりました。
そのさりなちゃんがアイの娘として誕生したわけです。
しかも前世の記憶を持ったまま。
これもまた、泣かせる話ですよね。
既になんか救われた感っていうのかな。
よかったねー!って気持ちで、本当に幸せいっぱいな気持ちで読み進めました。
そして、この日はアイの復帰。
テレビで歌って踊るアイを自宅からアクアは観ます。
そこに寝過ごしてようやく起きてきたルビー。
ルビーのセリフがですね、いちいちオタクっぽくて笑えるんですよね。
「きゃーーー、やばーーー。ママ可愛すぎーーー! 視聴者全員、億支払うべきーー」
「ターンの時の表現力、マジやばない?! 鬼気迫りすぎてむしろ鬼。おむつ替えたばっかなのに失禁しそう」
この時ですね、前世であるなさりなちゃんと、ルビーが全然重ならないんですよね。
さりなちゃんは割とシリアスなシーンが多くて、可愛くて大人しい普通の女の子っていう印象だったんで。
こんな子だったのかっていう、驚きが先に立ちました。あくまでも僕個人の感想です。
しかしまぁ、ここからこの双子の赤ちゃん二人がアイを食ってしまうほどに、可愛くて面白い行動を見せてくれるんですよね。
いや、本当に可愛い。
そして、ふと冷静になってこんな事を思いました。
これ、実写化無理やな(笑)
次回は3話のお話をします。
それでは(@^^)/~~~
サインはB~~~~(*´ε`*)チュッ
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