病弱ゆえ、長い間、病院で過ごしてきた主人公、黒雨零。
ある日、彼は目覚めると吸血鬼として転生しており、さらに別の人格が……? というのが、御作の始まりです。
タイトル通り、プロローグ……そして第一話から謎に満ちており、その上、普通の異世界モノと違って、世界観も決して甘いものではありません。
序盤のサバイバル展開から読者である我々を引き込み、ハラハラさせることでしょう。
他の方もレビューで仰っていますが、二人で一人です。
ですが、物語が進むにつれ、その設定がどんどん壮大に……?
隅の隅まで見逃してはいけません!
どこに謎が潜んでいて、どこが伏線なのか……!
物語にどっぷり浸かり、考察したい方にはオススメの作品です!