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私が生まれて間もない頃にはもう

お兄ちゃんは、芸能界にいたらしい

それで、お兄ちゃんがテレビ局の方に私が生まれるって話をしたらしい

それで、生まれてから3年たった時、3歳になったときに、

テレビに呼ばれて、テレビ出演が決まってからそれ以来仕事がたくさん来るようになって

正式に事務所に入ることになった

普通に生活しながら芸能界の仕事もしていた

それが幸せだと思った時その日は突然訪れた

お兄ちゃんが小学4年生私が小学1年生の時だった

理由は分からないけど、学校へ行って、事務所へ入って、楽屋に入った時だった

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「お兄ちゃん!!」

「おぉ~、、杏奈~、」

「どうしたの、!?!」

「ちょっとお父さんに殴られただけだから安心して、笑」

「大丈夫じゃないよ!」

「ううん、笑杏奈心配してくれてありがとうね、笑お兄ちゃんは大丈夫だから、笑」

「とりあえず、マネさん呼んでくる!!」


「マネさん!!」

「どうしたの??杏奈ちゃんそんなに急いで」

「碧が、お父さんに殴られたって、、」

「えぇ!?とりあえず、どこにいる??」

「楽屋!!早く来て!!」

「分かった!」


だっだっだ

バンッ!!

「碧くん!!」

「お兄ちゃん!!」

「あぁ、マネさん、、笑笑」

「どうしたの~!?」

「お父さんに殴られただけだから、、笑笑」

「とりあえず、救急箱で処置するから杏奈ちゃん見てて!!」

「はーい!」

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マネさんを待つときに昔の親について話を聞いた

お父さんは、昔から暴力と暴言はびどかったらしい

特にお母さんが標的になっていたらしい

碧を守るためにお母さんが標的になったんだって

お父さんはいつしかパチンコをするようになってしまってパチンコとかで負けたら八つ当たりをするようになってしまったんだとか

それであの日からお母さんまでお父さん側の人間になって標的が碧に変わった

それで、頑張って耐えていたという

もともと過保護だった親だったから仕事が遅れたら必ず暴力、暴言を振るようになった

だからお兄ちゃんは、仕事を減らすようになってしまった

私もお兄ちゃんに寄り添いたかった。助けたかった

だから私も仕事を断って減らしてできるだけお兄ちゃんに寄り添っていた

お兄ちゃんは私を守ってくれた

1年は続けられた

だけど、限界が来てしまった

お兄ちゃんが小5私が小2の時には標的が二人ともになって、両方殴られていた

もうその時には家にも出してくれなかった


「ウザイんだよ!」

「キモイんだよ!」

「さっさと死ねよ!!」

ボコッ

「いったっ、」

「痛い、」


なんか、学校でいじめられてるみたいだな、、笑

と思っていた


私は、学校でもいじめられていた

4年生になってやっと元の学校生活になった

その時には護身術の力が身についていた

まあ、弱っちい子を演じてたってだけだけど笑

4年になってからはいじめはぱったり消えた

だけど、、ね、笑

親の暴力という名があった


「部屋から出てくんな!!」

親には、こう言われた

だけど、私たちは安心した

なんか、親にも暴力振られないから

大丈夫だなって

だって、二人の部屋はキッチンもあるし、冷蔵庫もあるし、風呂場もあるし、パソコンもあるし、充電器もあるし何もかも設備が完璧の部屋だったから



まあ、そんなこんだで2、3年生活していくうちにもう慣れちゃったんだよね

だからもうこの生活をおしまいにしようって決めたんだ



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「そんなことがあったんや~泣」

「まあね笑笑」

「辛かったら俺らに言ってな??」

「ありがとう!!」

「杏奈のためやったらなんでもするで??」

「ほんまに~??」

「もちろん!!」

「ありがとうね!!」

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