第9話

悲鳴が聞こえる。女性の声だ。


「やめてください!!」


あれは、王国の兵士!!


それが女性二人を襲おうとして居る。


「辞めろ!!」


俺は、魔法で武器を出して、兵達に向かう。

ーーーー


何とか、追い払う・・・もう人は抑えないレベルにはしてしまった。


「あの、助けてくれてありがとうございます」


「え、あああ、あの」


俺と同い年くらいの人と、小さい小学生くらいの子どもがいる。顔も似て居る気がする。もしかして姉妹かも知れない。


「お兄ちゃん、助けてくれてありがとう」


「お、おおおお、お兄ちゃん??」


やばい、余りにも急すぎて頭がついていけない。


と言うか、服!!二人ともあの兵達のせいで、どうにかならないかな??そうだ!!


「あの、何をして居るんですか?」


「出来た!!」

土魔法から服を作ることができた。


「あの、これ着てください!!」


「良いんですか!」


「あ、はい!!」


「ありがとうございます!!助けてくださったのに服まで、本当に感謝しかとまりません」


「お兄ちゃんありがとう」


「あああ、」

やばい、反応がうまく出来ない。

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