第8話

優くんが目を覚ました。


夏は舌打ちをする。


「おはよう、優くん」


「・・・うん。」


昨日の夜のことを思い出してしまう。優くんも気まずそうな顔をする。


「優くん、これならどうする?」


「とりあえず、これからの行動に、まず食料を確保したいから、辺りの調査。集まって来たら、街を探す為に移動しよう。」


「そうだね。じゃあ今日は?」


「とりあえず、多分二人はここが一番安全だから、ここにいて」


「分かった。」


「命令すんなよ」


夏は反抗的なままだ。




そして、優くんはご飯と探しに行った。


私と夏はとりあえずやることもないので、風呂に入った。




ーーー


「暇だね。」


「そうだね。」


未開の地に来たばかりだが、流石に暇になって来た。


「私が優くんに何か魔法で作って貰えように頼んでみるよ」


「・・・アイツに頼むの嫌なんだけど」


「だから、私が頼むんだよ。とりあえずオセロとか簡単に作れそうな奴だけ」


「・・・お願い」


夏も暇は流石に嫌なんだね。

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