1章 4話

3000年前​───────


攻撃スタイルを選択して、さらに戦闘を続ける


「でも、得意な戦い方があるっていうけど

今のところ変化はないんだよな...」

なにか条件があるのだろうか


でも、これ以上の情報は鑑定でも分からないんだよな


「まぁ、とりあえずはこのままか...」


​───────​───────

そして、歩き続け2日


「もしかして、これがダンジョン...なのか?」

目の前には巨大な扉

扉越しでも謎のオーラが感じられるぐらいだ


「開けてみるか...」

深呼吸し、心を落ち着かせ

思いっきり扉を押してみる


ギィィイイイ

異音が響き、扉が開く


「ここがダンジョン...」

何人もの冒険者が行方不明になってるんだ

気を引き締めていかないと!


入ったは良いものの、魔物が見当たらない

確かに強烈なオーラは感じられるんだけど...


スキル 「空間把握」が解放されました

「空間把握

自分の視野以外の場所をも空間丸ごと認識することが出来る

人の気配や、魔物の気配も察知可能」


なるほど...やっぱり必要に応じてスキルは解放されていくんだな


早速使ってみるか...

「空間把握」!!


明らかに自分の視野が広がっているのがわかる


これによれば、ここはかなり地下深い場所まで続いてるみたいだな


でも、魔物の気配がないぞ?


人の気配も...

「あっ!」


ここから3階降りたところに一人だけいる...


でも、全く動いてない

「早く行かないと!!」


勢いよく走り出した瞬間...

「えっ!!???」


床がなくなって​───────





「ぐぅぅ...」

思いっきり地面に叩きつけられる


でも、魔物の姿はなかったし...

もしかしてこのダンジョンで行方不明者がたくさんいるのって、あれみたいなトラップのせいってことか?


確かにあの高さから落ちれば

ステータスが十分でなければ即死だろう


「って、そうじゃない」

謎が解明出来たのはいいけど

今は、それどころじゃ...



「た、助けて​───────」

どこからか、小さな声が聞こえる

確かに聞こえた、助けを求めてる声が


今、俺がいる場所は小さな部屋みたいな場所

この階層は、こんな感じで小さな部屋がいくつも存在してるみたいだ


見つけられるか...?


いや、「空間把握」まであるんだ

見つけられないわけない


勢いよく部屋のドアを開き、廊下へと飛び出す


「くそっ、ここで魔物が出てくるのか!」

どうやら、魔物は人間が罠にかかるところを狙ってくるみたいだな...


魔法剣...は発動してる暇がないな

魔法か...


「ウォーター・ウェーブ!!!」


水が俺の背後に出現する

そのまま、俺を超えて波を形成し

一瞬にして魔物を飲み込んでいく


「よっし、道が開けた!!」


空間把握によれば、人の気配があるのは

ここから10部屋先だ

間に合ってくれ!!







​───────​───────

本気でコンテスト狙ってますので

アドバイスなどなどお願いします!

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