無くしたものを

ベッドに乗っかる。

ギシギシと音がなる。

靴は脱いである。

凪に跨がる。

「ごめんなさい。けど、これしか、今のところは無いから………」

僕は腰から短剣を取り出し、勢いよく凪の首に…………

突き刺すはずだった。

王は言った。

「あやつは敵になる確率が高い。いや、一般人になにもしなくとも我々王族に害を加えそうだ。半年前から、考えるとだけれども。つまり、お主には、神月 凪の暗殺を頼みたい。」

それが鍵を貸す条件だと。

「嫌だって言ったら………どうしますか?」

「追放する。」

まぁ、そうだろうなぁ…………

鍵が無ければ入れない。

「王族との仲が良ければ命をとらないでやるがなぁ………」

いや、多分それは無理じゃないかなぁ………

だって僕が会いに行く理由はもう一度話したいのと、単純に恋に落ちたからですからね?

男に恋するはずないって思ってたのに…………

あんな王子みたいだからいけないんだよ!

だから仲良くより、恋人になりたいし。

そしたら、お前ら全員仲良くあの世行きさせてやる!


まぁ、でも、王の命令に従わないと、多分死ぬんだろうなぁ………

運良く、一緒に塔に暮らせたり………

したらいいけど。

ナイフを握る。

結局、僕には多分刺せない。

もし、凪が親の仇とか言われても。

「でも本当に僕は好き………なのかな?それとも…………」

ただ、気に入ったから生かしたいだけ?

自分を認めてくれたから、一生自分の自尊心を保つ為の道具にしたいの?

それとも、親愛?

自分の気持ちもわからない。

ずっと一生一緒に居たいって、今は思える。

でも、それは大人になっても言えるの?

「ん…………あれ?君半年前の子だねぇ……来てくれたんだぁ。」

凪が、起きた。


うん、うっかり声かけたけどさ、案外ヤバめな状況でしょこれ。

と、一般の人々は思うでしょう。

けど、僕は違うんだなぁ……

「何か話したい事あるんでしょ?何でも言ってよ。僕に出来ることなら協力したげる。」

「…………凪、さん。」

「よく僕の名前知ってたね。なぁに?」

「この状況でよくそんな態度とれますね。」

「別に~。よくあることでしょ。」

「僕は、王に貴方を殺すように言われました。」

「うん。それで?」

「僕は貴方を殺せない………ねぇ、どうしたら良いでしょう?貴方の事をどう思ってるのかも、何もかもわからなくなってきちゃって。」

僕に恋しちゃったのかな?

何でだろ……好かれる要素0は自信あるけど。

「……あのさ、結局僕が君にあげられる選択は一つなんだよね。それはさぁ、僕の事を君が殺す。それだけだよ。出来たらいたくない方が良いけど……てか、なに泣いてるの。綺麗な顔が台無し。」

何か泣かせるようなこと言ったかなぁ……

「まぁ、多分出来ないと思うけどさ。どうせ殺されるなら、君がいい。」

これは、本音だ。

頭のすみで赤い瞳が揺れる。

どなたかわからないけど、妙にいとおしい気がする。

目の前にあるのはひたすら綺麗な青なのに。

「じゃあ、いきます……でも、その前に。」

「ん?」

「死んでしまう前に、言ってほしい言葉があります。」

「何て言って欲しいの?」

「好きって………多分それで僕の気持ちがはっきりするので。」

「わかった。」

首に冷たい感触が伝わる。

「僕の名前は、神風 颯太です。さよなら、凪さん。」

刃が、食い込み、鋭い傷みとともに、熱が生まれる。

「ありがとう、颯太……大好きだよ!」

笑う。

嘘しかないかもしれないこの言葉。

ほんとは、本心から、好きって言えるかもだけど。

鮮血が宙を舞う。

(僕にもよくわからないや)

遅れて首も宙を舞った。

首が胴体から離れる。

血飛沫が宙を舞う。

人の意識は5秒間、首がとれてからあるらしい。

颯太の頬に液体が伝う。

涙だと認識できたのは、泣き声のようななにかが聞こえた気がしたから。

なんで泣いているの?

僕にはさっぱりわからないよ。

喜び?いや、あれは悲しみだ。

それじゃあ、まるで………

好きな人を殺してしまったかのようじゃあない

か………

僕の意識は緩やかに消えていく。

まぁ、これでも僕の物語は多分終わらないけど。

僕を終わらせてくれるのは………


凪の首が飛んだ。

わかってたことだけど、何故か涙が止まらない。

止まってほしいのに。

いくら泣いたって、止まってくれない。

なんだかんだ言って、防がれると思ってたから。

これじゃあ、駄目だよ……

これからの僕は独りだ。

心の支えにしてた部分もあったし。

だから、泣いてるの?

それとも、嬉しくて?

自分の強さが証明出来たから?

……多分どれも違う気がした。

胸が、苦しい。

やっぱり、恋をしてたのかもしれない。

最初の結論が正しくて。

周りの意見なんてどうでも良くて、この人はどうしたら笑ってくれるのかって。

そんな事を考えた時だってあったし。

そういうものなのかな……

どこが好きとかじゃなく、この人を幸せにしたいって思えた事。

それが恋なのかもしれない。

凪の体を見る。

すると、

「え?」

黒いもやが体を包み込み、なにかが起こっている。

「待って……体すら残らず消えてしまうんですか?」


頭のなかに女の声が響く。

「あはは、まーた死んじゃったのかぁ。あのこのこと気に入っちゃった?」

「別に……違うけど。というかさぁ、君、だれ?」

「え?私の事忘れちゃったの……チッ、あの野郎、私の大切で大事な凪奪っといてしかも、記憶まで消しやがるなんて………」

目の前のおんなは僕によく似ていた。

違うのは髪の長さのみ。

「まーあ、今のところはいいわ。とりあえず凪はね、颯太の手により死んでしまいました。」

「まぁ、それは知ってるけど。」

「なら、話は早いね。まぁ、あなたはいつも通り生き返るのよ。」

そうだろうなぁ、なんて思った。

今までこういったことは無かった訳だけれども、生き返ってきたわけだし。

想像出来たことだ。

「僕のお願いは叶わないって訳か………」

「凪の願い事って?」

「んーっとね、死ぬことだよ。」

「ふーんって、えぇぇぇぇえ!」

すごい驚くなぁ………

「いや、だってこれまでやなことばっかだったしさ、いい加減飽きちゃったの。」

「まだ数年ぽっちしか生きてない若造の癖に?」

「……若造で悪かったね。」

確かにまだ数年ぽっちしか生きてないけどさ。

それに、5年分くらいの記憶だってないわけだし。

けどさ、何故かわからないけど、憎しみとか、そういった感情ばっかが常にあるんだ。

王族との戦いの時も、急に爆発してたし。

あとからどうにか逃走できる程度の理性が残ってくれたから良かったけど、一歩間違えてたらあの場にいた全員を皆殺しにしてた。

これ以上生きてたって、きっとだれかを傷つける。

なら、早めに消えてしまった方が良いじゃないか。

そう思って、何回も試してみたけど全部失敗しちゃって。

そんな時に現れてくれたから。

「………はぁ……あのねぇ凪?そう簡単に死のうなんて思っちゃ駄目だよ?これからきっと良いことあると思うし。」

「ただの気休めでしょ?」

「あぁもう!あいつとの約束はいいの!?」

「あいつって誰なんだよ!」

少し考える素振りをしてからそいつは言う。

「名前はしゃくだから教えてあげないけど、凪のためだけにほんとーに特別に、記憶の一部だけ見せてあげる。」

そういうと、光を生み出した。


森のなか。

幼い僕が、見知らぬ誰かと一緒にいる。

「わぁーっ、綺麗だねぇ。」

光が宙を舞っている。

「綺麗でしょ?僕もそう思ったから凪に見せてあげよーって思ったの!」

笑いながら僕の手を取る。

「僕には凪の呪いが効かないんだからさ、もう泣かないでよ。ね?他のどんなやつが凪を馬鹿にしたって僕が全員蹴散らしてあげる!」

笑いながら、けど、目は全然笑ってなくて。

確か、僕は大切な人がみんな死んでしまうんだって泣いてたところを見つかったんだっけ。

あぁ、名前は思い出せないけど、僕はこの言葉に救われたんだよ。

まるで王子様みたいで。

僕を、呪いから救いに来てくれたかのような。

顔にもやがかかっている。

なんで忘れてたんだろう。

「こいつにまた会いたいのなら、15歳まで生きることよ!そしたらきっと出てくるから!」

そんな声が聞こえた気がした。

目が覚めると、突然颯太が抱きついてきた。

「よかった………本当に死んじゃったんじゃないかと思いましたよ………!!」

「いや、僕は本気で死ぬ気満々でしたけどね!!!」

コホン、うっかり言葉遣いがおかしくなってしまった………

颯太の顔は涙で濡れている。

とりあえず僕は拭いてあげることにした。

「えーっと、大丈夫?というか酷い顔してるけど?綺麗な顔が台無しだよ?」

「………なんか酷い事さらりと言われてる気がしますが………凪さんが死んでしまったら、どうしようか考えてたとこです。つまり大丈夫ではないです。」

「うーむ、凪ちょっとよくわかんなーい。」

誤魔化した。

こういうときは誤魔化すのが一番………かな?

「……僕は凪さんが死ぬのヤダです。」

「なんでみんなそういうかな~。僕ってそんなにすごいことした?」

「…僕に、僕に綺麗だって言ってくれたこと。とても嬉しかったです。僕はそれで救われたような気がしました。」

「ちょっと大袈裟すぎじゃない?」

「全然大袈裟なんかじゃないもん!馬鹿!」

「え?ちょっ!急にキャラ変わってません?」

「うるさいうるさい!この半年間どんな思いで僕が過ごしてたか知らないくせに!どうせ自分でそうやったら死ねるかとかの研究とかしてただけだろ!」

「え?うんまぁそうだけど…………」

「僕は!とりあえずあなたとの約束守るためだけに!一生懸命努力して、ホントにあなたの事好きなのかどうか散々悩み続けて!悪口にも耐えてやって来たら!」

「うん………」

「自分の気持ちに自信がなくなってきたし、あなたはあなたでなんか僕が命令受けたのを良いことに殺せとかいってきて!でもって殺したときにやっぱ好きだって気づいちゃって!」

うん、壮大すぎるんですが………

「死ぬとか言うな!というか人の事もうちょっと考えろ!というか僕に命乞いくらいしろよ凪の馬鹿!」

うん、ついに呼び捨てだよ!

「なんでそんなに僕の事気にかけんの……?」

結局僕の事好きなの?嫌いなの?

「あぁーもう、好きに決まってるでしょ!」

うん、え、まってよくわかんなくなってきた。

つまり、颯太は僕の事が好きだからこんなに気にかけてくれてるの?

いや、なんで急に顔赤くなんの?

颯太の顔見れなくなってんの?

いや、颯太もチョロいとは思うけど、それ以上に僕もチョロすぎる。

でも、僕には結婚した相手を殺してしまう呪いがかかってるみたいだし……

颯太を殺しちゃうのは、やだなぁ……

それにこの呪いがどんな効果持ってんのかわからない………

好きでいるだけで、付き合ったりしただけで発動するかもしれない……

うん、この呪いが解明するまでは、僕は颯太の事を。

「僕は颯太の事嫌いだよ!」

「いや、結構酷い事さらりと笑顔で言わないでくださいよ!」

というか笑顔普通に可愛いとかなんとか呟いてる。

まぁ、呪いが解決するまで、だよ。

僕が君を嫌うのは。

嫌いって言ったとき、すごい胸が傷んだ。

はっきりいって泣きそうだった。

こんな気持ちになるのもこれが恋だからでしょう?

「だから、颯太は女の子でいい人見つければいいよ。」

「………」

嘘。

見つけないで。

僕の呪いが解けるまで。

そのままでいて。

お願いだから。

「颯太は綺麗だし。」

すがって、馬鹿みたいだ。

僕には王子様がいるんだろう?

でも、そんな不確かなものよりも、目の前で。

こんな自分を好きだといってくれる人を好きになって何が悪いのだろう?

「絶対に僕の事好きだって言わせてやりますから。でもって、結婚しましょ。」

「うーん、出来たらいいね?多分無理だと思うけど。」

だって、とっくに好きですし?

なんなら、呪いが解ければ結婚も出来ちゃいますし?

「その余裕そうな態度……速攻で攻略してやる………」

「まぁ、でも今日ももう遅いからまた明日ね。」

「明日から忙しそうなので多分2週間後に次はこれそうです。」

「じゃあ二週間後、待ってるから。」

「……なんでです?」

「だって、未来の旦那さんなんでしょ?颯太は。」

「………………絶対そうなります。」

颯太と約束を交わして、眠りについた。

けどさ、何故かわからないけど、憎しみとか、そういった感情ばっかが常にあるんだ。

王族との戦いの時も、急に爆発してたし。

あとからどうにか逃走できる程度の理性が残ってくれたから良かったけど、一歩間違えてたらあの場にいた全員を皆殺しにしてた。

これ以上生きてたって、きっとだれかを傷つける。

なら、早めに消えてしまった方が良いじゃないか。

そう思って、何回も試してみたけど全部失敗しちゃって。

そんな時に現れてくれたから。

「………はぁ……あのねぇ凪?そう簡単に死のうなんて思っちゃ駄目だよ?これからきっと良いことあると思うし。」

「ただの気休めでしょ?」

「あぁもう!あいつとの約束はいいの!?」

「あいつって誰なんだよ!」

少し考える素振りをしてからそいつは言う。

「名前はしゃくだから教えてあげないけど、凪のためだけにほんとーに特別に、記憶の一部だけ見せてあげる。」

そういうと、光を生み出した。


森のなか。

幼い僕が、見知らぬ誰かと一緒にいる。

「わぁーっ、綺麗だねぇ。」

光が宙を舞っている。

「綺麗でしょ?僕もそう思ったから凪に見せてあげよーって思ったの!」

笑いながら僕の手を取る。

「僕には凪の呪いが効かないんだからさ、もう泣かないでよ。ね?他のどんなやつが凪を馬鹿にしたって僕が全員蹴散らしてあげる!」

笑いながら、けど、目は全然笑ってなくて。

確か、僕は大切な人がみんな死んでしまうんだって泣いてたところを見つかったんだっけ。

あぁ、名前は思い出せないけど、僕はこの言葉に救われたんだよ。

まるで王子様みたいで。

僕を、呪いから救いに来てくれたかのような。

顔にもやがかかっている。

なんで忘れてたんだろう。

「こいつにまた会いたいのなら、15歳まで生きることよ!そしたらきっと出てくるから!」

そんな声が聞こえた気がした。

目が覚めると、突然颯太が抱きついてきた。

「よかった………本当に死んじゃったんじゃないかと思いましたよ………!!」

「いや、僕は本気で死ぬ気満々でしたけどね!!!」

コホン、うっかり言葉遣いがおかしくなってしまった………

颯太の顔は涙で濡れている。

とりあえず僕は拭いてあげることにした。

「えーっと、大丈夫?というか酷い顔してるけど?綺麗な顔が台無しだよ?」

「………なんか酷い事さらりと言われてる気がしますが………凪さんが死んでしまったら、どうしようか考えてたとこです。つまり大丈夫ではないです。」

「うーむ、凪ちょっとよくわかんなーい。」

誤魔化した。

こういうときは誤魔化すのが一番………かな?

「……僕は凪さんが死ぬのヤダです。」

「なんでみんなそういうかな~。僕ってそんなにすごいことした?」

「…僕に、僕に綺麗だって言ってくれたこと。とても嬉しかったです。僕はそれで救われたような気がしました。」

「ちょっと大袈裟すぎじゃない?」

「全然大袈裟なんかじゃないもん!馬鹿!」

「え?ちょっ!急にキャラ変わってません?」

「うるさいうるさい!この半年間どんな思いで僕が過ごしてたか知らないくせに!どうせ自分でそうやったら死ねるかとかの研究とかしてただけだろ!」

「え?うんまぁそうだけど…………」

「僕は!とりあえずあなたとの約束守るためだけに!一生懸命努力して、ホントにあなたの事好きなのかどうか散々悩み続けて!悪口にも耐えてやって来たら!」

「うん………」

「自分の気持ちに自信がなくなってきたし、あなたはあなたでなんか僕が命令受けたのを良いことに殺せとかいってきて!でもって殺したときにやっぱ好きだって気づいちゃって!」

うん、壮大すぎるんですが………

「死ぬとか言うな!というか人の事もうちょっと考えろ!というか僕に命乞いくらいしろよ凪の馬鹿!」

うん、ついに呼び捨てだよ!

「なんでそんなに僕の事気にかけんの……?」

結局僕の事好きなの?嫌いなの?

「あぁーもう、好きに決まってるでしょ!」

うん、え、まってよくわかんなくなってきた。

つまり、颯太は僕の事が好きだからこんなに気にかけてくれてるの?

いや、なんで急に顔赤くなんの?

颯太の顔見れなくなってんの?

いや、颯太もチョロいとは思うけど、それ以上に僕もチョロすぎる。

でも、僕には結婚した相手を殺してしまう呪いがかかってるみたいだし……

颯太を殺しちゃうのは、やだなぁ……

それにこの呪いがどんな効果持ってんのかわからない………

好きでいるだけで、付き合ったりしただけで発動するかもしれない……

うん、この呪いが解明するまでは、僕は颯太の事を。

「僕は颯太の事嫌いだよ!」

「いや、結構酷い事さらりと笑顔で言わないでくださいよ!」

というか笑顔普通に可愛いとかなんとか呟いてる。

まぁ、呪いが解決するまで、だよ。

僕が君を嫌うのは。

嫌いって言ったとき、すごい胸が傷んだ。

はっきりいって泣きそうだった。

こんな気持ちになるのもこれが恋だからでしょう?

「だから、颯太は女の子でいい人見つければいいよ。」

「………」

嘘。

見つけないで。

僕の呪いが解けるまで。

そのままでいて。

お願いだから。

「颯太は綺麗だし。」

すがって、馬鹿みたいだ。

僕には王子様がいるんだろう?

でも、そんな不確かなものよりも、目の前で。

こんな自分を好きだといってくれる人を好きになって何が悪いのだろう?

「絶対に僕の事好きだって言わせてやりますから。でもって、結婚しましょ。」

「うーん、出来たらいいね?多分無理だと思うけど。」

だって、とっくに好きですし?

なんなら、呪いが解ければ結婚も出来ちゃいますし?

「その余裕そうな態度……速攻で攻略してやる………」

「まぁ、でも今日ももう遅いからまた明日ね。」

「明日から忙しそうなので多分2週間後に次はこれそうです。」

「じゃあ二週間後、待ってるから。」

「……なんでです?」

「だって、未来の旦那さんなんでしょ?颯太は。」

「………………絶対そうなります。」

颯太と約束を交わして、眠りについた。




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