読了後タイトルが重く体の中に落ち込んでくる感じがとてもよかった。短編なのに魅力的な部活の雰囲気を醸し出せている点に、作者のキャラクター構成力の高さを感じた。文学的な情景描写と、読みやすいライトな文体の組み合わせ方が非常によく、読みやすく、味わい深い、端的に言うとめっちゃ好みの文体。感情の深くから緻密に構築された良作。
天文部の部長、青砥はある日、屋上で美少女と出会う。しかし、その美少女はどうやら幽霊らしい。さらに、天文部に真面目そうな1年生が入部してきて──。まず雰囲気がめちゃくちゃ好きです!等身大の青春…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(190文字)
もっと見る